面会交流調停1回目の期日【調停員と児童調査官に事実を伝える】
目次
面会交流調停は児童調査官も同席
養育費調停では、調停員2名と調停を進めましたが、面会交流調停では【児童調査官】も同席して調停が進みます。
わたしが面会交流調停を行ったときの児童調査官は、女性の方でした。
基本的に調停員が話を進めますが、要所や必要に応じて児童調査官が説明や質問をします。
1回目の期日で話したこと
面会交流調停1回目の期日では、離婚に至った経緯や子どもたちの様子などを話しました。
モラハラ元夫は【子どもたちに会わせてもらえない】と主張しているようでしたが、離婚前にも何度か会っていることや、離婚後に面会交流をしたこと、面会の日程を調整しようとしたのにモラハラ元夫が断ってきたことを伝えました。
子どもたちの生活のことや、変化なども聞かれたので、ありのままの事実をそのまま伝えました。
【子どもたちが望むなら面会交流に協力する】
調停員や児童調査官に、面会についてどう考えているのか聞かれたときには【子どもたちが望むなら面会交流に協力する】と伝えました。
ただし、今の時点で子どもたちは【会いたくない】といっていること。
離婚前とはちがって、今はとても落ちついてた生活をしているので、まずは気持ちや生活を落ち着けることが最優先だと考えていることも話しました。
個人懇談で聞いた学校での様子も伝える
偶然ですが、面会交流調停の期日の前に学校で個人懇談会がありました。
そのときに、担任の先生に子どもたちの様子をそれぞれ聞いたのですが、長男、次男、どちらの担任の先生も【とても落ちついている】と話してくれました。
【数ヵ月前までは少し落ちつかない様子が気になっていた】【元気がないように見えていましたが、最近は笑顔をたくさん見せてくれるようになりました】と、担任の先生が言っていたことも、調停でそのまま話しました。
数ヵ月前というのは、離婚が成立する前後の時期です。
子どもたちの気持ちを一番に考えたい
離婚をしたことで、一番傷ついて心を痛めているのは、子どもたちだとわたしは思うのです。
だからこそ、面会交流は子どもたちの気持ちを一番に考えたいです。
子どもたちが【今は会いたくない】というのだから、今は会わないように全力を尽くしたいと思っていました。
そして、今できることは【今は会わないこと】と【子どもたちが会いたいと思ったときに会える環境を整えること】だと思っていました。
子どもたちは母親に気を使っている？
面会交流の調停では、調停員も児童調査官も【子どもたちが母親（同居している親）に気を使っている】【本当は父親に会いたいと思っているけれど、母親に気を使って言えずにいる】という話を何度もくり返してきました。
子どもは大人が思っているよりもずっと、たくさんのことを感じて考えていると思うのです。
子どもたちが気を使っている可能性なんて、当たり前に何度も考えてきました。
それでも、【今、子どもたちが父親に会いたくないと思うなら、それが今の子どもたちの気持ち】だとわたしは思うのです。
だから、今の子どもたちの気持ちを受け止めたいと思っていました。
子どもたちの気持ちは？
モラハラ元夫のモラハラ被害にあっていた長男は、離婚をすることを伝えたときには【よかった…】と言いました。
離婚後に面会交流を終えたあとには【やっとこれでおしまいなんだよね？もう会わなくていいんだよね？】と言っていました。
日常的にモラハラ被害を受けていた長男は【やっとゆっくりご飯が食べれる】【休みの日に休める…】と、少しずつですが自分の気持ちを話してくれました。
次男はまだ年齢が幼いことや、モラハラ元夫のモラハラ行為からわたしや長男が次男を守っていたので、直接的なモラハラ行為をされた自覚はありませんが、日常的に不穏な雰囲気はわかっていたようです。
モラハラ元夫のモラハラ行為から、わたしは必死で長男も守ってはいたのですが…。
わたしがいない、目が届かないタイミングで、モラハラ元夫は長男にモラハラ行為をすることが増えていました。
とりあえず終わった1回目の期日
面会交流の1回目の調停の期日は、とりあえず事情を確認して終わったという感じでした。
モラハラ元夫が子どもたちに会いたくて面会交流調停を申立てしたはずなのに、2回目の調停の日程調整ではモラハラ元夫が「仕事が忙しい」「月末は忙しい」「月初めも忙しい」「予定がある」というので、2回目の期日はまさかの2ヵ月後になりました。
面会交流調停は、できるだけ時間をかけて進めたいと思っていたので、結果的にはわたしの望む方向で進みました。
…続きます。
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