無職のまま離婚をした元専業主婦が就職で大失敗した理由【必要とされたかった】

最終更新日

目次

就職先はブラック企業

アルバイトは1回、正社員として2回、パートとして1回就職経験がありますが、1度も円満退社をしたことがありません。
心が苦しくなって、身体が不調だらけになって、会社に行けなくなりました。

わたしが会社を辞めたときには、親や親せき、友だちなどまわりの人に必ず言われたことがあります。

甘い・我慢が足りない

わたしが会社を辞めたときには必ず、【考えが甘い】【我慢が足りない】といわれました。

【引き止められもしない程度の人材だった】
【そのくらいで辞めるなんて、どこにいったって通用しない】
【社会はそんなに甘くない】
【我慢が足りないのが原因だ】

親や親せき、友だち、まわりの人にそういわれ続けました。
そしてわたしは、自分のことをどんどん責めるようになりました。

わたしは社会人としてダメ

わたし程度の人はたくさんいて、代わりなんていくらでもいる。
我慢が足りなくて、甘えた人間なんだ。
社会にとってわたしみたいな人間は邪魔なんだ。

【わたしなんて社会にいらない人間なんだ】

そう思うようになっていました。

もともと、毒母のもとで育って生活をしていたこともあって、自分に対する評価や、自己肯定感はものすごく低いと思います。
今はそう自覚もしていますが、当時はとにかく【自分はいらない人間だ】と思い続けていました。

わたしを必要としてくれた人

 

仕事がうまくいかず、親や親せき、友だちにも【ダメな人間】【いらない人間】【甘えている】【社会人として失格】そう責められて、追いつめられた状態になっていたわたしを、唯一必要としてくれたのが…モラハラ元夫でした。

モラハラ元夫は、【会社なんて辞めればいい】【オレがなんとかしてやる】【ひどいことをいう人間なんてこっちから関係を断てばいい】と、わたしをやさしく包みこみながら、まわりとの関係を遠ざけていきました。

でも、その当時のわたしにとって、モラハラ元夫は唯一の理解者で、わたしを必要としてくれる人でした。

ブラック結婚でモラハラの奴隷生活

モラハラ元夫と結婚をして、息子たちが産まれて、やっとわたしは【誰かに必要とされている人間】になれたと思いました。

モラハラ元夫には救われたのだから、一生かけて恩を返さなければならないと思っていました。

そして、息子たちはモラハラ元夫がわたしに与えてくれた存在で、モラハラ元夫がわたしに【子育てをさせてくれている】と思いこんでいました。

それでも幸せ?

離婚をすることになったとはいえ、理解してやさしくしてもらえたならいい。
子どもを授かったのは、元夫がいたからでしょ?

…そういわれることがありますが、本当にそうでしょうか。

弱味につけこんで、まわりとの関係を断たせることで、自分の信頼を得る。
そういう汚いやり方で、モラハラの奴隷として生きたことを【感謝しろ】というのは、とても残酷だとわたしは思うのです。

それでも幸せだったでしょ?
元夫に感謝することもあるでしょ?

というのは、聞いている人がなんとなく自分を納得させたいだけの言葉なので、真に受けて心を痛めた過去の自分には【そんな言葉なんて聞かなくていいんだよ】と伝えたいです。

離婚をして不安定な状態で就職活動

離婚をする前もずっと、モラハラ元夫に

【お前みたいな人間を雇いたい会社なんてない】
【子連れのババアなんていらない】
【オレは人事も担当していて、面接もするけどお前は真っ先に落とす】

そういわれていました。

そして、離婚後に通った職業訓練でも、同じ時期に通っていた人たちに…

【専業主婦って絶対ありえない】
【専業主婦って、人の稼いだお金で生活させてもらってるんでしょ?】
【わたしは絶対専業主婦になんてなりたくない!】

と、いわれました。

20代後半と30代後半の新婚女性で、結婚をきっかけに退職をして失業保険をもらいながら職業訓練に通っていたそうですが、毎日【専業主婦否定】の話をしていました。

離婚をしたあとは精神的にとても不安定な状態でした。
長い間体調も良いとは言えない状態が続いていて、そんな中で新しい生活を始めて職業訓練や調停、勉強をこなしていました。

もちろん、子どもたちのことや、毎日の家事もあります。

それでも、同じタイミングで職業訓練に通っていた中で1番に就職を内定しました!

必要とされたことがうれしかった

就職先は、学校の調理の仕事で勤務時間も短くてパートでした。
それでも、わたしでも必要としてくれる会社があったことは、なによりもうれしかったんです。

でも、必要とされたい気持ちが大きすぎて、自分の気持ちをムシしてしまっていたのかもしれません…。

必要とされるなら誰でもいい?

今まで就職した会社は、たとえば【名が知れている老舗】とか【知り合いの紹介だから確実に採用される】とか、【たぶん採用されやすそう…】と無意識のうちに察知して選んでいた部分もあると思うのです。

自己評価も自己肯定感も低いわたしは、【必要とされること】に引き寄せられやすくて、自分の本当の気持ちにフタをし続けてきました。

自己評価も自己肯定感も低いので、【不採用】になったときに、自分自身の存在すら否定するクセがまだ根強く残っています。
だから、自分を必要としてくれる人ならば誰でもいいと自棄になることもあります。

少しずつリハビリが必要

離婚をしたのに甘い
シングルマザーとしての覚悟が足りない
子どもをどうやって育てるつもりだ

そう、責められることが今でもあります。

在宅ワークをしていることも、否定的にいわれることもあります。
悪徳商法をしていると誤解されたり、寝ているだけで簡単に稼げると思いこんでいる人もたくさんいます。

実際は、収入は不安定だし、仕事は一瞬で打ち切られることもあります。
仕事は自分で探さなきゃいけないし、毎日毎日営業活動をしているような状態のこともあります。

在宅ワークも、パソコンの向こう側にいるのは【人】なので、否定的なことをいわれたり理不尽なことを押しつけられたりすることもあります。

それでも、なんとか続けています。
在宅ワークで少しずつリハビリをしながら、社会復帰していきたいと思っています。

焦ることも不安になることもあるけれど、少しずつ進んでいけたらと思うのです。

【関連記事】

モラハラに対処法なんてない【モラハラで離婚しました】

【実体験】在宅ワークの始め方は簡単【メリットとデメリット】

アフィリエイトの始め方【専業主婦にこそおすすめの稼ぎ方!】

 

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村