【モラハラ後遺症】事故にあったのは気配がないわたしが悪いから!?

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もっと存在感を出せ!

わたしは幼い頃から存在感がないようで、人の視界に入らなかったり、人数に入れてもらえなかったりすることがよくあります。
【え?人がいたの?】といわれることもよくあります。

理由はわからないのですが、【自分は人の視界に入ってない・気づいてもらえていない】という前提で行動をすることが【当たり前】のようになっています。

モラハラ元夫にも【存在感がなさすぎて気持ち悪い】といわれていました。
家の中で、ずっと台所や洗面所にいるのに、あとからきたモラハラ元夫に【びっくりさせるな!】【オレを驚かせるな!】と怒られていました…。

自転車で通行中に車にひかれる

大きな通りの広い歩道を自転車で走っているときに、駐車場から出てきた車の前を通過した瞬間…ひかれました。
車が一時停止していることを確認したうえで、車の前を通過したのに…。

不幸中の幸いで、自転車の後ろタイヤと車がぶつかっただけで、身体に目立ったケガはなかったのですが、運転手に【気づかなかった】【見えなかった】といわれて、まるでわたしが飛び出したかのように扱われました。

目立ったケガはなかったけれど、自転車とともに車道に倒れたので、もし車道に車が走っていたら…そう思うとゾッとします。

見えなかったわたしが悪いから…

目立ったケガはなくて、自転車も目立った破損はなかったので、相手の連絡先も聞かずに立ち去りました。

【車から見てもらえなかったわたしが悪いから】
【存在感がないわたしが悪いから】

当たり前のようにそう思ってしまいました。

【ケガがないから】
【自転車も壊れたわけじゃないし…】

わたしが悪いから…そう、自分に言い聞かせながら家に帰りました。

モラハラ元夫は【お前が悪い】

離婚するもっと前の出来事だったので、モラハラ元夫に話すと…

【お前が悪い】
【どうせ、お前が飛び出したんだろう】

と、くわしい話をする前に決めつけられてしまいました。

【どうせケガもしてないんだろう】
【オレの手をわずらわせるな】

そういわれたので、やっぱりわたしが悪かったんだ…いろいろな人に迷惑をかけちゃいけない。そのまま立ち去ってよかったんだ…と思いこむようになりました。

自分の存在はいらないものだから

モラハラは、長い時間をかけてじわじわと心を痛めつけます。
自分でも自覚がないまま、気づいたときには、自分の存在はいらないものだと思うようになっていました。

わたしが悪いから、車にぶつけさせてしまったんだ。
わたしは存在感がないから悪い。
もしかしたら、わたしは見えない存在なのかもしれない。

そんな、存在感がなくて見えないくらいのわたしを、必要としてくれているモラハラ元夫に感謝しなきゃいけない。
わたしを大切にしてくれるのは、モラハラ元夫しかいない…。

長い長い間、そう思いこんでいました。

わたしは悪くない!

【わたしは悪くない】というのは、無責任な人がいうことだと思っていました。
実際に、モラハラ元夫は常に【オレは悪くない】【オレのせいじゃない】というので、モラハラ元夫のようになりたくないから、【わたしは悪くない】といわないように思わないようにしようと考えていました。

でも、存在感がないというのは、他人が勝手にそう判断していること。
わたしにはどうにもできないこと…【わたしは悪くない】

存在感がないからって、存在していないわけじゃない。
存在感がないから、車でひいていいわけじゃない。

少しずつ、そう思えるようになってきましたが、今でもまずは【わたしが悪い…】と思うクセは抜けません。
これも【モラハラ後遺症】のひとつだと思うのです。

モラハラ後遺症から抜け出す日を目指して…

モラハラ後遺症は、自分でも気づかないくらい日常生活のささいな瞬間にもひそんでいます。
自分が苦しいときや、不安なときにはかならずモラハラ後遺症が足をひっぱっているように思うのです。

あまりにもスルリと忍び寄るモラハラ後遺症から、抜け出せる日を目指しています(`・ω・´)

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