モラハラに対処法なんてない【モラハラで離婚しました】
目次
モラハラに対処法はない
モラハラをする人は、本能的にモラハラをする相手を選んでいます。
ただし、選んでいる自覚もなければ、自分がモラハラをしているという自覚もありません。
むしろ、自分が被害者であるとすら思っています。
もし、夫がモラハラをする人の場合は、【距離を置く】【離れる】以外にモラハラから逃れる方法はないと思います。
話し方、考え方で対処できるモラハラは、モラハラではないと思うのです。
実際に体験してわかったことは、モラハラには対処法なんてないってことです。
モラハラ【聞いたフリ・わかったフリ】
モラハラをする人は、聞いたフリ・わかったフリが得意なので、とても物わかりの良い人だと思われていることがあります。
でも、モラハラをする人が、聞いたフリ・わかったフリをするのは、あとで自分のいう事を聞かせたいという理由があるからです。
「お前の言い分をちゃんと聞いてやっただろう」
というセリフで、理不尽をおしつけてきます。
モラハラをする人が「聞いた」と表現することは、音声を耳でキャッチしたという意味で、話を理解したという意味ではありません。
【聞いた】【わかった】の認識のズレ
モラハラをする人は、音声を耳でキャッチしたことを【聞いた】、音声を耳でキャッチしたことで【わかった】といいます。
モラハラをされる人の認識では、【聞いた】というのは、話している内容を理解したという意味、【わかった】というのは話の内容を理解して了承したという意味として受け取ります。
モラハラをする人とモラハラをされる人の【言葉の認識の違い】は、モラハラを悪化させる原因になります。
モラハラ【話し方が悪い】
モラハラをする人は、【話し方が悪い】という理由で、【話を聞いてやりたいけど聞けない】【理解してやりたいけどできない】といいます。
モラハラをされる人は、自分の話し方が悪いのだと素直に受け取って、話し方について考えます。
話す順序や言葉の使い方、話すタイミングなど、たくさん考えてモラハラをする人に話をしますが、モラハラをする人は【雰囲気が悪い】【タイミングが悪い】といって、どんどん条件を追加していきます。
そもそも聞く気がない
モラハラをする人は、【イヤな雰囲気】をいち早く察知するのが得意です。
【話し方が悪い】【雰囲気が悪い】【タイミングが悪い】と、まるでモラハラをされる人が悪いような理由をならべますが、結局は話を聞く気がないだけ。
モラハラをする人は、都合が悪いことやめんどうなことはすべて相手のせいにして、自分は悪くないと主張をして、逃げているだけです。
モラハラ【オレに謝れ】
モラハラをする人は、子どもを叱っている場面に居合わせたときは、【オレに謝れ】といいます。
子どもが叱られているのを見たり聞いたりして【気分が悪くなったオレに対して謝罪しろ】と要求してきます。
【親】としての立場だけを要求するけれど、実際には子どもを一緒に育てるという認識がありません。
【子育てに協力している】【子どもを大切にしている】と、まわりに思われるような場合はとても協力的だったり、まわりに子煩悩だと思われたりしたくてやっているだけです。
あくまでも【自分】だけが大切で、中心なのがモラハラをする人です。
子どもに悪影響
子どもは、モラハラをする人の言動をみています。
モラハラをする父親の前では、子どもはモラハラをされる側かもしれません。
しかし、子どもが【モラハラをする側】になる可能性もあることを忘れないでください。
モラハラに虐げられて、モラハラを間近で見て育ったからこそ、モラハラの考え方を学んでしまう可能性もあるのです。
【モラハラ】に有効なのは物理的な距離だけ
モラハラをする人に、有効な対処法なんてありません。
もしモラハラに有効な方法があるとしたら、物理的な距離を置くことだけです。
ただし、モラハラをする人の執着心はとても強いので、離婚が成立したとしても平気でモラハラは続きます。
自分のためだけじゃなく、子どものためにも、モラハラからはできるだけ早く、本気で逃げて欲しいと思うのです…。
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