【専業主婦がモラハラ離婚】モラハラってなに?

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目次

モラハラとは

世間でも少しずつ【モラハラ】という言葉が使われるようになってきましたが、モラハラのイメージと現実は少しちがっているかもしれません。

モラハラとは、モラルハラスメントを略した言葉です。

モラハラの特徴は…

  • 人格を否定するようなことをいう
  • 言動をコントロールする
  • 束縛をする

などといわれていますが、いろいろなパターンがあるのでまとめていうと「言葉の暴力」で「精神的に追いつめる」ことをする人です。

モラハラ夫は「いい夫」「いいパパ」「いい息子」

モラハラをする人は、ターゲットである「妻」以外には、とてもやさしくて理解力があって「やさしくていい人」なんです。

まわりからは
「いい夫でうらやましい」「やさしい夫」
「子ども思いのやさしいパパ」「子煩悩で面倒見がいい」
「結婚をして家族のために働くいい息子」「やさしくて親孝行な息子」
と、思われます。

なので、
「モラハラをされている」
「離婚をしたい」
と相談しても、「わがまま」だといわれて、信じてもらえないことがあります。

モラハラの証拠を集める

モラハラは自分でも気づくまでに時間がかかります。
(わたしは結婚をして12年間気づかずに苦しみました…)

「今まで気づかなかったんだから、大丈夫ってことじゃない?」
「モラハラっていっても、思いこみだよ」

と、いわれるので、まずは証拠を集めましょう。

モラハラ夫にいわれていたこと

モラハラは言葉の暴力…といっても、ぼんやりふんわりした表現で実際にはどんなことがあるのかピンとこないかもしれません…。

そこで、わたしが実際にモラハラ夫にいわれたことを少しだけお話します。

「働くのがツラかったら、家にいたらいいよ」

結婚前から仕事がうまくいってなかったわたし。

モラハラ夫はやさしく、
「働くのがツラかったら、家にいたらいいよ」
と、いってくれました。

その言葉に救われて、モラハラ夫のために尽くして生きていこうと思ったのです。

一見、やさしい言葉のようですが、モラハラをする人にとって、まわりとの接触は邪魔なんです。

だから、家の中に閉じこめておこうとします。

「オレは理解してやりたいけど、お前が…」

モラハラ夫は、お願い事を聞いてくれます。

ただし、ただ「聞く」だけなんです。

「オレは理解してやりたいけど、お前の説明が足りないから「いい」っていえないんだ」
「オレは理解してやりたいけど、お前の段取りが悪いから…」

「オレは理解してやりたいけど」という言葉でごまかして、まるでこちらの意見を聞き入れる気持ちがあるかのように話すので、「ちゃんと説明できないわたしが悪い」「ちゃんと段取りできないわたしが悪い」と、自分が悪いからモラハラ夫に理解させることができなかった…。

と、自分を責めてしまうんです。

それも、モラハラ夫の特徴のひとつ。

そもそも、始めから理解する気も許可する気もなくて、「話を聞いた」という事実を作っているだけなんです。

「お前のためを思って…」

モラハラ夫は、「自分が悪い」と思うことはありません。

「お前のためを思って、〇〇してやったんだ」
「お前のためを思って、〇〇といってあげたんだ」

「お前のためを思って…」という言葉で、自分の非を認めずになかったことにします。

そしていわれた側は、「わたしのためを思ってくれたのに、怒るなんてわたしが悪いんだ…」と、思いこむようになります。

「オレはあの子はちょっとすきじゃない」

モラハラ夫は、妻が友だちや家族と接触しすぎるのを嫌がります。

でも、「会うな」とはいいません。

「オレはあの子はちょっとすきじゃない。
でも、お前がいいと思うなら、つきあえばいいと思うよ。」

「オレはお前の親はちょっと…と思うことがある。
でも、お前の親だから大切にしようと思ってるんだよ。」

そういわれたら、「こんなにわたしのことを考えてくれている人の気持ちに応えなきゃ…」と思って、まるで自分の意思で決めたかのように、友だちや家族と距離を置いてしまいます。

自分の意思で決めたように誘導する

 

モラハラ夫は、妻が自分の意思で決めたように誘導をします。

だから、妻が「なにかおかしい…」「本当は自分は〇〇をしたかったのに…」そう思ってモラハラ夫に伝えたとしても、

「お前が自分で決めたことだろう」
「自分で決めたのに、人のせいにするな」
「オレを説得できなくて、その方法を選んだのはお前だろう。
オレは納得してやりたかったけど、お前ができなかったからだろう。」

と、絶対に自分の非は認めないし、むしろ「人のせいにする」ということに対して怒り始めます。

モラハラは気づかない…

 

モラハラは、日常的に少しずつ蝕んでくるので気づかないことが多いのかもしれません。

実際にわたしも13年間の結婚生活で、モラハラに気づいたのは12年目の頃でした。

モラハラに気づいたのは、長年疎遠になっていた友だちの言葉でした。

モラハラはわかりにくいのに、なかなか理解されないことで、専業主婦をしていると「離婚」もむずかしくて我慢して生きていくしかないと思ってしまいます。

だけど、自分の人生をあきらめないで欲しいって思うのです。

専業主婦で無職のまま離婚をしたけれど、生きてます!幸せです!

モラハラに虐げられていて、「明日なんてこなければいい…」と思っていた頃のわたしと、今、そう思っているあなたに届け~☆

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