【離婚後】名字を旧姓に戻す・戻さない?【メリットとデメリット】
目次
離婚後の名字のこと
離婚後の名字は、旧姓に戻すか、離婚のときの名字で戸籍を作ってそのまま名乗るか、2つの選択肢があります。
(戸籍はまた別のお話なので、くわしくはこちらを↓)
【要注意】離婚後の氏と戸籍【子どもの氏・戸籍の変更方法】
それぞれ、いろいろな考え方や状況があるので、名字を旧姓に戻すとき、離婚前の名字を名乗るときのメリットとデメリットをお話します(^^)/
旧姓に戻すときのメリット
離婚をして旧姓に戻すときのメリットは、元夫との関係が終わったことを実感できることや、離婚に対して気持ちの切り替えができることです。
・気持ちの切り替えができる
旧姓に戻すときのデメリット
離婚後、旧姓に戻したときには、通帳やパスポート、運転免許証などあらゆるものの氏名変更をしなければなりません。
手続きに時間がかかったり、氏名変更をし忘れたりしないように注意が必要です。
また、自分の職場やお子さんがいる場合には学校にも知らせなければなりません。
職業によっては、名字が変わったことを慣れてもらえるまで時間がかかるかもしれません。
お子さんの名字が変わるときには、年齢や環境によって充分に配慮してあげてください。
好奇の目にさらされたり、からかわれたりする可能性もあります。
お子さんが新しい名字に慣れるまでの時間も必要です。
・職場や(子どもの)学校にお知らせをしなければならない
・子どもが新しい名字に慣れるまで時間が必要
離婚前の名字を名乗るときのメリット
離婚前の名字を名乗るときには、通帳やパスポート、運転免許証などの氏名変更手続きがありません。
(住所や本籍がかわったときには、変更手続きが必要です。)
職場や子どもの学校に手続きの関係で離婚を知らせることはありますが、離婚をしたことは知られにくいです。
・離婚したことを知られにくい
離婚前の名字を名乗るときのデメリット
離婚前の名字を名乗るとしても、戸籍自体は元夫とはまったく別です。
同じ名字の人がみんな、親子や夫婦、親族というわけじゃないことと同じで、元夫とも【同じ呼び名の名字】というだけで、離婚をしたら他人です。
しかし、【元夫の名字は元夫のもの】という認識をしている人も多いので、【未練がある】と勘違いされることがあります。
また、DVにあっていたり、元夫に対してネガティブな印象が強い場合には、元夫の名字を名乗ることに嫌悪感や抵抗感を抱いてしまう場合もあります。
・嫌悪感や抵抗感を抱く
どちらを選んでも【正解】
離婚をするときには、いろいろなことを【選択】しなければなりません。
名字のことも、旧姓に戻す人、戻さない人、それぞれに思いや考えがあります。
【シングルマザー】ということは同じでも、結婚や離婚には100人いれば100通りのストーリーがあります。
なので、旧姓に戻しても、離婚前の名字を名乗っても、どちらの選択をしたとしても、よく考えて決めたことはきっとあなたにとってそれが【正解】です(´ω`*)
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