面会交流調停3回目の期日【証拠がないことはなかったことにする】という裁判官の言葉

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子どもたちの面談が必要?

3回目の面会交流調停の期日は、スタートの時点から裁判官が調停室にいました。

子どもたちと児童調査官の面談をする必要があると、裁判官も調停員も児童調査官も考えていると伝えられました。

子どもたちの面談の話は何度か出ていたのですが、長男が中学校に入学して大きく環境が変わり、次男もクラス替えがあって落ちつかない時期だったので、生活が落ちついてからにして欲しいと伝えていました。

それでも、面談を要求する理由は、もちろんモラハラ元夫が原因です。

子どもたちに直接聞かないと納得できない!

モラハラ元夫は1回目の面会交流調停の期日のときから、子どもたちと直接話したい、子どもたちに直接【キライ】【会いたくない】っていわれたら納得してやる、と要求していました。

子どもたちの気持ちは子どもたちにしかわからないし、直接話したからって本当の気持ちをいえるかどうかはわかりません。

でもモラハ元夫はそんなことは理解できないので、とにかく【自分が納得するために子どもたちを犠牲にする要求】を続けていました。

納得してやる、とか、納得できない、っていうのは、自分自身で決着をつけなければならない問題であって、他人に解決を求めることも間違いだとわたしは思うのです。

証拠がないことはなかったことにする

裁判官は、

【子どもたちと面談をすれば、子どもたちの話を参考にします】
【お母さんが調停で話していることは証拠がありません。証拠がないってことは、なかったこととして裁判所としては判断します】

といいました。

そして…

【お子さんたちが面談をするかしないかで、今後どういう風に話が進むかどうかは考えればわかりますよね?】
【言わなくてもわかると思いますが、しっかり考えて判断してくださいね?】

と、いわれました。

まるで、わたしがウソをついていて、わたしのウソ話に付き合わされていると言わんばかりの状況でした。

母親の決めつけ・でっちあげという前提

面会交流調停は、母親が子どもの気持ちを決めつけて、父親に非があるとでっちあげているという前提で話し合いが始まっているのだと、わたしは思いました。

父親は社会的にも信頼があって、子育てにも協力してきて、離婚をしても養育費を払っているのに【母親のせいで子どもに会えない可哀想な立場】という前提なんです。

でも母親は、無職で子育てしかしていなくて、世間を知らずに暮らしていて、子どもたちに自分の気持ちを押しつけて、子どもたちの気持ちをコントロールしている、そういう前提からのスタートなんです。

そして、現在は裁判所が面会交流をする方向で話を進めるという状況です。

面会交流調停は、面会をしたいと要求している申立人が圧倒的に有利なのだと思うのです。

裁判所に対して絶望と怒り

裁判所は、あくまでも平等に物事を判断してくれるところだと信じていました。

でも実際は、先入観や前提ありきで話が進みます。
そして、【証拠がないことはなかったことにされる】さらに【証拠があっても調停員や裁判官の判断では証拠として認められずになかったことにされる】という経験をしました。

モラハラは閉鎖的な空間でターゲットに対してだけ行われる、精神的な暴力です。

それは、支配という環境が整った頃にスタートするので、モラハラ被害者は精神的に暴力を受けていることに気づけないほど感覚がマヒしている状態です。

そこで、裁判所が納得するような証拠を残すというのは、かなりむずかしいです。

ほんの少数のでっちあげのせいで、大多数の本当のモラハラ被害者がでっちあげを疑われるなんて今でも許せません。

子どもたちの面談について

児童調査官と子どもたちの面談は、夏休み後に行われることになりました。

長男は中学校に入学して、学校や友だち関係など大きく変化がありました。
部活動も始めたので、生活にも変化があります。

夏休み期間中に面談をするという話も出たのですが、夏休み明けすぐに初めての定期テストを控えていたので、せめて定期テストが終わってからにして欲しいと伝えて日程を調整しました。

子どもたちの面談の前に、わたしとモラハラ元夫は裁判所から指定された書類を提出して、児童調査官と面談を行わなければなりません。

その後、子どもたちと児童調査官が面談を行います。

モラハラ元夫が満足するために、子どもたちとわたしの負担ばかりが大きいことに対しても怒りしかありませんでした。

ちなみに、わたしやモラハラ元夫が児童調査官と面談をするのは、日程なども別々なのでモラハラ元夫と顔を合わせることはありません。

絶望しかなかった3回目の期日

面会交流調停の3回目の期日は、絶望と怒りばかりでした。

子どもたちの権利でもあるはずの面会交流調停なのに、モラハラ元夫が満足するために裁判所が味方をしているとしかわたしは思えませんでした。

世の中は、たとえモラハラをするような人物でも、仕事をしていて社会的に認められていれば味方をするのだと思いました。

当たり前のように仕事をする環境を優先的に整えてもらえる【男性】という立場の人が、【ズルい】と、初めて強く思いました。

わたしは何度もブラック企業で心や身体を壊しました。
【女だから】【女はどうせすぐ辞めるんだろうし】という攻撃も受け続けてきました。

女というだけで一方的に勝手に決めつけられて否定されて、でも都合よく当たり前を強要する世の中にどうしようもなく怒りがこみあげ続けました。

…続きます。

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