調停で元夫と会わないのは可能?会ってしまう可能性と対処法【実体験・裁判所でモラハラ元夫とニアミス!?】

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目次

調停の申立のときに【会いたくない】と伝える

裁判所で調停を申立すると、調停の期日に相手に会うのではないかと心配になると思います。

結果からお伝えすると、1度も相手に会わずに調停をすることは可能です。
わたしは養育費と面会交流の調停を経験しましたが、1度もモラハラ元夫に直接は会わずにすみました。

ただし、裁判所で調停を申立てするときに、【相手には会いたくない】ことをしっかりと伝えることが大切です!

相手に会いたくない理由は?

裁判所で調停を申立するときに、相手に会いたくない理由は、
【言葉の暴力が原因で離婚をしていて、相手がなにをするかわからなくて怖いです】と伝えました。
そして【第三者がいないところでは特になにをするかわからないので、会わないようにして欲しいです】とも伝えました。

ただ、【イヤだから】ではなく、しっかりと理由を伝えましょう!

基本的に待合室は別

調停のときには、申立人の待合室と相手方の待合室が別になっています。
わたしが利用した裁判所は、申立人待合室から相手方待合室は逆の位置にありました。

調停室は同じ

待合室で待っていると、調停員が呼びに来て調停室へ行きます。
わたしが利用した裁判所は、受付のときに番号札を渡されて番号で呼ばれました。

調停室には、申立人と相手方が交互に呼ばれます。
調停の申立のときに【相手には会いたくない】と伝えていたので、調停室でも一緒になることはありませんでした。

相手と会わないための対策

まずはなによりも裁判所で【相手には会いたくない】と伝えないと、裁判所側は対応してくれません。

でも、会わないように配慮してくれるのは調停室でのことだけです。
駐車場や受付、トイレなどでばったり会ってしまう可能性があります。
また、調停員にも【相手に会いたくない】と毎回言わないと、配慮してくれる調停員とそうでない調停員がいます。

そこで、相手に会ってしまう可能性5パターンと、その対策法をお伝えします(^^)/

相手と会ってしまう可能性1【駐車場】

裁判所で調停の申立をしたときに【相手に会いたくない】と伝えても、駐車場までは対応してくれません。

相手が早めに来て駐車場で待ち伏せをしていたり、相手が先に終わって待ち伏せをしている可能性があります。
乗っている車を相手に知られている場合には、車にいたずらをされることも考えられます。

対策法

調停の順番は、相手が先に入って、帰りは相手を後にしてもらう。

調停員に調停の順番を相手が先にしてもらうと、相手が待ち伏せをすることはできません。
そして、終わる順番は相手を後にしてもらうと、自分が先に帰れるので駐車場で待ち伏せをされることもありません。

ただし、裁判所の作りによって、自分が受付をしている時に、相手が調停室から待合室に移動する可能性もあるので注意は必要です。

相手と会ってしまう可能性2【受付】

調停の期日のときに、まずは受付に行かなければなりません。
受付は、調停の期日の人や相談の人などいろいろな人が出入りしています。

期日の時間は相手とズラしている場合は、受付で会ってしまう可能性は低いですが注意しておきましょう。

対策法

調停の申立のときに、相談するのがおすすめです。

残念ながらわたしは受付での対処法はなくて、実際にモラハラ元夫とニアミスをしたのも受付だったので、相談してみればよかったと後悔しています。

相手と会ってしまう可能性3【トイレ】

多くの裁判所では、申立人と相手方の待合室は別々の場所にありますが、トイレは同じ場所というケースが多いです。

対策法

できれば、トイレには行かないようにするのがおすすめです。

どうしてもトイレに行きたいときには、自分の順番が終わって5分~10分程度時間が経過してから行きましょう。
自分が待合室にもどってすぐに行くと、相手が調停室に移動中で会ってしまう可能性があるので、少し時間をおいてから行きましょう。

相手と会ってしまう可能性4【通路】

調停室に呼ばれるときには、調停員が待合室まで呼びに来るので調停員と一緒に移動しますが、相手がトイレや自動販売機に行くタイミングに通路で会ってしまう可能性があります。

対策法

できるだけ早足で、調停員のそばを離れないようにして移動しましょう。

わたしは、通路を移動中に受付をしているモラハラ元夫の後ろを通過してしまいました。
モラハラ元夫は受付をしていたので、後ろを向いていてわたしには気づかなかったのですが、受付や通路でばったり会ってしまう可能性はとても高いと思います。

もし心配な場合は、受付や調停員に相談をしてみましょう!
わたしは、相談してみればよかったと思っています。

相手と会ってしまう可能性5【待合室】

わたしが利用した裁判所は、申立人と相手方の待合室は別々でしたが、待合室は出入りが自由で裁判所の職員などもいませんでした。

申立人待合室にいるのは、申立人か弁護士や付き添いの人、相手方待合室にいるのは、相手方か弁護士や付き添いの人ですが、待合室の出入り自体は自由なので相手が来るという可能性もゼロではありません。

対策法

待合室は出入りは自由ですが、自分が待合室にいるときには相手は調停室にいます。

待合室に相手が来る可能性はほぼないとは思うのですが、万が一として注意しておくのがおすすめです。

実体験・モラハラ元夫とニアミス

わたしは、調停員と待合室へ向かうために通路を歩いているときに、受付をしているモラハラ元夫の後ろを通過しました。
モラハラ元夫は気づいていなかったのですが、わたしは見たくもない姿を見てしまったのでとてもイヤでした。

あとは、駐車場でモラハラ元夫の車(自家用車のときと、社用車のときがありました)を見かけました。
わたしは親の車を借りていたので、モラハラ元夫は気づいていなかったとは思うのですが、念のため車をチェックしてから運転をしました。

面会交流調停のときには、相手が怖いという話を何度もくり返して伝えていたので、調停員や児童調査員の方が、相手に会わないような順番にしてくれたり、エレベーターまで送ってくれたりしましたが、基本的にはそれほど厳重な対処はしてくれません。

エレベーターは逃げ場がないので、階段を駆けおりて帰ったことも何度もあります。

自分で伝えることが大切!

役所でも裁判所でも、受付で担当した人の経験や知識によって対応が左右されることがあります。

とくに【モラハラ】は理解されがたくて、考え方も人それぞれなので、自分がどうして欲しいのかきちんと伝えることが大切です。
【会わないようにして欲しい】【こわい】【第三者がいないところではなにをするかわからない】と、ハッキリ伝えないと、うやむやにされて相手に会わざるを得ない状況になる可能性もあります。

残念ながら、伝えても協力をしてもらえなかったり、なんの対策法もなかったりすることもありますが、まずは自分で伝えることが大切ですよ(`・ω・´)

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