面会交流調停4回目の期日【面談の資料をもとに面会交流について話し合う】
目次
面会交流調停4回目の期日の方向性
面会交流調停の4回目の期日は、児童調査官と子どもたちの面談の資料をもとに、今後の面会交流についての話し合いをしました。
児童調査官が子どもたちと面談をした見解として【直接的な面会交流はむずかしい】と判断をしました。
そこで、【間接的な面会交流方法】について、話し合いました。
【手紙でのやりとり】を要求
わたしは間接的な面会交流の方法は、【手紙でのやりとり】を提案しました。
電話やメール、LINE(ライン)など便利なツールはたくさんありますが、あえて手紙を郵送するという【一番面倒な方法】を選んだことには理由があります。
それは、手間や時間がかかることで、モラハラ元夫が本当に子どもたちと関わりたいと思ているか確認ができることと、モラハラ元夫からの支配を受けにくくするためです。
あとは、【証拠が残る】という理由でも郵送でのやり取りがベストだと思いました。
手間がかかる
手紙を郵送でやりとりするためには、便せんや封筒を用意して文章を考えて文字を書かなければなりません。
そして、切手を買ってポストに投函をするという作業も必要で、とにかく手間がかかります。
もしも子どもたちと本当に関わりを持ちたいなら、それを【手間】とは思わないとわたしは思うのです。
わざと【手間】をかけることで、モラハラ元夫が子どもたちに対してどう思っているのか確認ができると思ったのです。
時間がかかる
時間があるときに電話をしたり、メールやLINEを送ったりするのはとても簡単で時間もかかりません。
でも、手紙を郵送でやりとりすると、手間だけではなく時間もかかります。
それでもたとえ時間がかかったとしても、子どもたちとつながりを持てるのであれば、時間がかかったとしても待てるとわたしは思うのです。
証拠が残る
モラハラをする人は、とにかく記憶があいまいです。
自分にとって都合の悪いことはなかったことにされるので、証拠が残らない方法でのやりとりはトラブルが起きる可能性が高くなります。
郵送でやりとりをすることで、送った・送らないという基本的なトラブルを回避しやすくなることと、手紙という物理的な証拠も残ります。
手紙のやりとりをする回数・月を決める
手紙で間接的な面会交流をするために、手紙をやりとりする回数や月も決めてもらいました。
モラハラ元夫の気分次第で、何度も何度も手紙を送られた場合は迷惑です。
そしてなにより一方的に手紙を大量に送りつけて【こんなに送ったのに返事が少ない!】と言い出す可能性があるので、モラハラ元夫が手紙を送って良い月を指定しました。
わたしは1年に1度でも多いくらいだと思ったのですが、仕方なく3ヵ月に1回(年4回)に決めました。
面会交流をしたいのは誰!?
子どもたちと面会交流をしたいから、わざわざ面会交流調停を申立したのはモラハラ元夫です。
本来であれば、モラハラ元夫が子どもたちとどのように面会交流をしたいのか、積極的に提案すべきだと思うのです。
でも実際は、モラハラ元夫はわたしに対する文句や不満を並べることに夢中でした。
子どもたちがモラハラ元夫に会いたいと思っていると自信満々に主張していて、子どもたちと児童調査官との面談を何度も強く要求したのもモラハラ元夫です。
子どもたちが【会いたくない】と言えば、納得してやるといったのに、子どもたちが【会いたくない】といっても結局は納得なんてしていません。
それでも仕方なく間接的な面会交流のことを決めているのに、モラハラ元夫は自分の思うようにならなかったことに対して、現実を理解する気もなかったのでしょう…。
子どもたちと面会交流をしたいと要求しているのは、モラハラ元夫自身だということもわかっていないようでした。
手紙でのやりとりの方法もくわしく指定
モラハラ元夫にわたしと子どもたちの住んでいる場所は知られたくなかったので、裁判所にも確認をした上で、手紙のあて先はわたしの実家の住所を使うことにしました。
実家の住所でわたし宛の封筒の中に、子どもたちへの手紙を入れて郵送してもらうことにしました。
何度も説明をして、児童調査官が図も書いて説明をしたにも関わらず、モラハラ元夫は理解できていなかったようで、実際は決めたこととは違った方法で手紙が届きました。
(別記事でくわしくお話します)
やっと終わった面会交流調停
- 間接的な面会交流方法は手紙
- 〇月、〇月、〇月、〇月にモラハラ元夫が手紙を送る
- モラハラ元夫からの手紙が届いた場合のみ、手紙が届いた翌月に返信をする
- 子どもたちがモラハラ元夫へ手紙を書くことは強要しない
- 子どもたちからモラハラ元夫へ手紙を返信しない場合には、子どもたちの様子を知らせる手紙をわたしが送る
- 送り先はわたしの実家宛
手紙のやりとりは、子どもたちが成人するまでという約束も含めた調停調書を作成して、長い長い面会交流調停が終わりました。
現実的には終わらない…?
面会交流調停で、間接的な面会交流の取り決めで終わったことは、不幸中の幸いであり、わたしが望んでいた結末の中の1つでした。
もし、直接的な面会交流の取り決めになって調停調書を作られてしまったら、調停調書を盾にしてモラハラ元夫に脅迫され続けたと思うのです。
(調停調書は脅しの道具ではないのに…)
子どもたちが父親に会いたいと思ったときに、こちらから連絡を取れるような状況にしておくことだけがベストな方法ですが、現実的には裁判所が面会交流をさせる方向で進めてしまうので、間接的な面会交流というのは仕方ない中で一番マシな方法だったと思います。
子どもたちが【会いたくない】といっているのに、無理矢理会わせなければならない状況にならなくてよかったのですが、終わったのは面会交流調停だけです。
現実的には、まだ続きます…。
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