離婚を考え始めたら【自分に質問をして考えをまとめる】
目次
まずは自分の考えをまとめる
【離婚】について考え始めたら、まずは自分の考えをまとめることが大切です。
ただ漠然と【離婚をしたい】と思っていても、実際にはとても面倒なことやツラいことがたくさんあります。
そこで、自分の考えをまとめておくと、気持ちがブレたり不安になったりしたときに、【離婚】への道しるべになって支えられますよ。
質問形式で考えてみる
自分の考えをまとめるといっても、不安なことやわからないことがごちゃごちゃになってしまいます。
質問形式で考えを箇条書きして、それからまとめるのがおすすめの方法です(^^)/
わたしが実際に考えたことや思ったこともお話するので、参考にしてみてくださいm(__)m
質問1・離婚したい理由は?
Q1:いつから離婚したいと考えるようになった?
Q2:自分が努力したことってどんなこと?
Q3:努力をしたけどやっぱり離婚をしたい理由は?
Q1:いつから離婚したいと考えるようになった?
(わたしの回答です)
- 子どもたちが自立したら別れたいとはぼんやり思っていた
- 別居のきっかけになった言い合いで、もうわかりあえないと思った(くわしくはコチラ)
- 別居を始めたときには、本格的に離婚について考えるようになった
Q2:自分が努力したことってどんなこと?
- 夫の生活をサポートする
(夫の身支度が整っていないのは妻の責任といわれていた
電子レンジでチンもしない(できない)人だったので、夜中に帰ってきても出来立ての食事を用意していた…など) - 子どもたちが父親と円満な関係になるようにサポートする
(外食や旅行、必要なものを購入した時には、子どもたちと一緒に夫にお礼を言う
夫が支払いに足りる金額を財布に補充しておく…など) - 夫の収入だけで生活できるように努力する
(結婚当初は手取り額は12万円で、家賃55,000円の賃貸住宅に住んでいました…
離婚したときは手取り額は18万円でしたが、夫のお小遣いは30,000円渡していて、飲み会代は1回2~3万円、スーツはオーダーメイドなど夫の要求に応え続けていました)
Q3:努力をしたけどやっぱり離婚をしたい理由は?
- 子どもたちにこれ以上我慢させたくない
- 明日が来なければいいと思いながら生きるのはもうイヤだ
質問2・離婚をするときに欲しいものはなに?
次は、離婚をするときに欲しいものを思うままに箇条書きしてみてください。
わたしが欲しいと思ったものは…
- 親権
- 養育費
- 婚姻費用
- 学資保険の契約者変更
家具や家電、車や家という方もいると思います(*^^*)
理由はあとから考えればいいので、とにかく思いつくままに書いてみてくださいね。
親権が欲しい
子どもたちに関わる権利すべてが欲しいと思いました。
親権の中には、監護権(身上監護権)や財産管理権などいろいろな権利があるのですが、ややこしかったり相手が抜け道のようなズルい方法を提案してくるかもしれないと思ったので、【子どもたちに関わるすべての権利が欲しい】と主張しました。
養育費が欲しい
子どもたちを育てるために、養育費はしっかりと払って欲しいと思いました。
養育費として欲しい金額や、なぜその金額が欲しいのかという理由も考えました。
結果的に、かなり少ない金額に決定してしまいましたが、すぐに理由を説明できるかできないかは、話し合いのときには重要なので考えておきましょう。
婚姻費用が欲しい
離婚をする前に、別居をスタートさせていたので婚姻費用は欲しいと思っていました。
ただ、相手は払いたくないと思っていることや、他の条件を優先して通したかったので、こちらから積極的に【欲しい】と主張したり金額を提示したりするのはやめようと考えていました。
もし支払ってもらえるなら、【離婚をするまで】【離婚をしたあと最長で3ヵ月・もしくは就職をするまで】と話そうということは考えていました。
学資保険の契約者変更
子どもたちが生まれたすぐに、学資保険に加入しています。
子どもたちの出産祝いや誕生日、節句などいろいろなときに親族からお祝いをもらったり、児童手当も受給したりしていましたが、生活費や元夫に要求されたお金を用意するためにすべて使いきっていたので、子どもたちのためのお金は【学資保険】しか残っていませんでした。
学資保険の契約者は【夫】だったので、契約者を変更してもらいたいと考えていました。
ちなみに、もし契約者を変更してもらえなくて最悪の場合は、解約をして財産分与するしかないかもしれない…と思っていました。
夫がそのまま契約者として支払いをして、満期になったときに子どもたちに渡すという提案をする人もいるようですが、そんな先のことはわからないし信用もできないので、もったいないですが解約をするのがベストだと思います。
家具や家電・車は欲しくなかったの?
家具や家電、所有していた車も欲しいと思いました。
ただ、家具や家電、車が欲しいと主張することで、わたしが本当に欲しい【親権】が取れなくなることが一番怖いと思いました。
確かに家具や家電や車は欲しいけれど、【子どもたち】だけは絶対に譲れませんでした。
一番大切なことはなに?
離婚について、何度も何度も考えてわかったことは、わたしにとって一番大切なことは【子どもたち】だと気づきました。
もちろん、お金も欲しいですが、「なぜ、お金が欲しいのか?」を考えると、やっぱり【子どもたちのため】だったのです。
突き詰めて考えるほど、【親権】が取れるなら、あとの条件は譲ってもいい!という決意をして離婚の話し合いに挑みました。
(親権さえ取れたら、養育費の交渉は調停を申立てしようと考えていました。)
離婚をしよう!と決意をしても、相手との話し合いが難航したり、不安になってやめたくなったりすることもあります。
そんなときには【なんのために離婚をしたいのか】を忘れないことが、自分の気持ちを支えてくれますよ(`・ω・´)
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