離婚届を出した日のこと【モラハラ夫がひるんで了承!?】
目次
4回目の話し合いで離婚届を受け取って油断する…
4回目の話し合いで離婚届を受け取ったあと、わたしはものすごくホッとして気がゆるみました。
子どもたちの親権を手に入れて、協議離婚を成立させるために、モラハラ夫の理不尽な要求やモラハラ親子に暴言を怒鳴り散らされても、ひたすら耐えました。
そして、離婚届を無事に手に入れて、あとはわたしが必要な項目を記入して提出するだけという状態でした。
モラハラ夫から離婚届を受け取った話し合いは、日曜日だったのですが、【今週中に提出しすればいいかなぁ~】と、余裕の気持ちにまでなっていました。
念のため、2人目の保証人の欄は父に記入をしてもらっていたのですが、その日の夜…すっかり油断して気がゆるゆるになっていたわたしは、姉の一言で目が覚めました。
何度でもくつがえしてくるよ!?
わたしの姉は、少し離れた地域に住んでいるのですが、モラハラ夫が姉のことを嫌っていたため疎遠になっていた時期があります。
モラハラ夫と別居を始めた頃には、姉との関係は良好になっていたので、モラハラ夫のことや離婚のことは毎日のように相談をしていました。
4回目の話し合いのあとに、離婚届をもらえたことを姉に話して、今週中には提出すればいいかな、なんていっているわたしに姉が…
【なにいってんの!?早く提出しないと、またわけのわからないことをいってくるよ?】
そこで、わたしはハッとしました。
【相手は納得なんてしてないし、明日になったらまたなにをいいだすかわからないよ?】
【決めたことでも何度でもくつがえしてくるよ!?】
背筋がゾクリとして、恐怖に引きずり戻されたような気持ちになりました。
モラハラ夫の弱点は【他人の目】
4回目の話し合いの翌日の朝、子どもたちを学校に送り出したあと、離婚届を提出する準備を始めました。
モラハラ夫がいう条件は【離婚届を提出する前にモラハラ夫に知らせること】だけ。
証拠を残すためにメールで送ろうかと思ったのですが、返信がくるまで離婚届を提出できないことに気づきました。
それに、メールで返信をする前に、誰かに相談をしてしまう可能性もあります。
時計を見ると、午前8時すぎ。
モラハラ夫の仕事の就業時間にはまだ少し早いけれど、会社には出勤している可能性が高い時間でした。
会社では自分は有能だと評価されていると信じて疑わないモラハラ夫。
たくさんの部下を従えていて、信頼されていると自信満々でした。
そこで、会社で部下もたくさんいる場だったら、わたしにとって好都合かもしれない…!
そう思って、モラハラ夫に電話をかけました。
【わかった】と答えたモラハラ夫
モラハラ夫はすぐに電話に出ました。
【今日、離婚届を提出しようと思っています。
離婚届を提出する前に連絡をすると約束をしたので、電話をしました。】
そう伝えると、モラハラ夫は
【はあ!!!??】
と、声を荒げて、大きなため息をつきましたが…
【わかりました】
と答えたので、電話を切りました。
わざと大きなため息をついて、自分の不機嫌さをアピールするのは、モラハラ夫の常套手段です。
モラハラ夫からの着信
電話を切ったあと、まもなくモラハラ夫から着信がありました。
もしかして…ちょっと待てっていうのかもしれない!?
そう思ってこわくなったわたしは、モラハラ夫の着信には出ずに、離婚届や書類をまとめていたバッグをつかんで、家を飛び出し、車に乗り込みました。
電話がつながらなくて、家に来るかもしれない。
離婚届の提出を阻止するために、役所で待ち伏せされるかもしれない。
でも、モラハラ夫は離婚届に署名捺印しているし、離婚届を提出することも了承したんだから、わたしに非はない!!!
そう信じて、朝イチバンに役所に飛び込みました。
朝イチバンで飛び込んだ役所で離婚届を提出
役所の窓口で離婚届を提出して、確認をされている間は、心臓がバクバクして足がガクガクして、手も声も震えていました。
無事に受理されたときには、ホッとしましたが、休む間もなく次の窓口で健康保険の手続き、次は児童手当や児童扶養手当の手続きをしました。
実際には、すぐに手続きができないものが多くて、必要な書類の説明を受けました。
長い一日は終わらない…
離婚届を提出した日は、もともと引越し先のアパートの契約書を不動産会社に持って行って、カギを受け取る予定の日でした。
カギを受け取って、軽く掃除をしながら、ガスの開栓もする予定でガス会社の人が来る予定もありました。
朝イチバンで役所に離婚届を提出して、お昼前に引越し先のアパートでガスの開栓作業を終えて、その日は終わるはずだったのに…。
長い1日は、まだまだ終わりませんでした。
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