面会交流調停【子どもたちと児童調査官の面談】当日のこと

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目次

面談当日は緊張していた子どもたち

面会交流調停で児童調査官との面談の日は、子どもたちは学校を早退しなければなりませんでした。

理由は単純です。
裁判所の営業時間に合わせなければならないから。

裁判官が面談の必要を強調したとはいえ、面談をすると決めたのはわたしということになってしまいます。
そして、面談をしなければならないとはいえ、裁判所の営業時間に合わせるのが当然というのが世の中の決まりだそうです。

裁判所の営業時間に合わせるために、子どもたちはやむ終えず学校を早退しました。

…ちなみに、離婚をした年に長男も次男も初めて学校を1日も休みませんでした!
体調不良ということもなかったのも、ストレスから解放されたのが大きな理由だったとわたしは思っています。
でも、面談をしなければならないせいで、去年は欠席は0なのに早退1回がカウントされてしまいました。

面談の当日は、当然ですが子どもたちはすごく緊張をしていました。

できるだけ子どもたちが落ちつけるように

裁判所で受付を済ませると、調停のときとは別の待合室に案内されました。

小さな個室でしたが、壁際に並んだ棚には小さなフィギュアのようなおもちゃや、室内用の砂遊びグッズがありました。
砂遊びをしたあとに手を洗うためなのか、小さな洗面台もありました。

あとは、カラフルなイスが置いてあって、小さな子どもが遊びながら待ち時間を過ごせるような部屋なのだと思いました。

子どもたちには、【話をするときはひとりずつだけど、ママはここで待ってるからね】と声をかけたり、持参したお茶を飲んだりしながらできるだけ子どもたちが落ちつけるように気をくばりました。
水筒にお茶は持参しましたが、それほど小さな子どもではないのでおやつやアメなどは持っていきませんでしたが、お子さんの年齢によって必要なものを準備すると安心だと思います。

児童調査官と対面

待合室に児童調査官がきて、あいさつをしました。

児童調査官は「まず始めに伝えることがあります」といって、話し始めたのはモラハラ元夫から子どもたちへの伝言でした。

【お父さんが、(長男)と(次男)に悲しい思いをさせて申し訳ないと伝えて欲しいといわれました。】

と、伝えられました。

そして、【お父さんもお母さんも、(長男)と(次男)を大切に思っている気持ちは同じなんだよ】【裁判所の人はみんな、(長男)と(次男)の気持ちを大切にしたいと思っているんだよ】という説明を児童調査官がしました。

モラハラ元夫からの伝言があったことは、わたしもそのときに聞かされたので驚きました。
でも、子どもたちに面談の前にいろいろ話をしておいたことは、よかったと思いました。

面談の前に子どもたちに話したことについてはこちらを…↓
面会交流調停の面談の前に子どもたちに話したこと

先に長男・次に次男が話をする

児童調査官は一連の説明を終えると、どちらから先に話を聞くか尋ねてきたので長男から先に話をすることにしました。

長男が児童調査官と待合室を出るときに、わたしも一緒に通路に出てどこの部屋に入るか確認をしました。
そして、そのあと次男と通路に出て「この部屋で話をするよ」「待合室はここだよ」と、念のため位置関係の説明と確認をしました。

長男の面談は、1時間半ほどかかりました。
待っている間は、できるだけ次男と話をしながら、一緒に砂遊びをしたり本を読んだりしながら過ごしました。

長男が戻ってきたあとに、次男の面談が始まったのですが、次男は30分ほどで面談が終わりました。

子どもたちに【なにを話したか聞いてはいけない】

子どもたちが児童調査官と面談をする前に、わたしが面談をしたときには【子どもたちになにを聞かれたか、なにを話したか聞かないでください】と何度も注意されました。

子どもたちとは、わからないことや不安なことは、話をしたり相談をしたりしましたが、わたしから【〇〇と話せ】とか【〇〇といってはいけない】と指示はしてはいけないと思っているので、当然のことですがそういう指示は一切していません。

面談のあとも、子どもたちに【どんなことを話したの?】と聞くこともしませんでした。

ただ、【緊張したから、疲れたんじゃない?】というような、体調を確認する話はしました。

面談の資料作成に約2週間…

子どもたちと児童調査官の面談の内容をまとめた資料が完成するまで、約2週間程度時間がかかるといわれました。

面談の資料が完成したら、書記官から連絡がくるとのことでした。

聞きたい気持ちや不安はある

面談のことを子どもたちに聞いてはいけないとわかっていても、聞きたい気持ちがないわけではありません。めちゃくちゃ気になります。
あとは、子どもたちの話したことが児童調査官に本当にちゃんと伝わっているのか、相手の都合のいいようにねじ曲げられてしまうのではないかと不安もありました。

それでも、わたしにできることは【子どもたちの気持ちを尊重する】ことだけ…。

不安と期待で苦しかった2週間

面談の資料が完成するまでの2週間は、不安と期待で押しつぶされそうになるほど苦しかったです。

インターネットで情報を調べても、子どもと児童調査官の面談の情報はほぼないに等しかったです。

でも、面会交流調停で子どもと児童調査官の面談の情報を知りたいと思っている人は、きっとたくさんいるんじゃないかと思うので、わたしの経験が必要としている人に届いてくれることを願っています。

…続きます。

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