離婚はしたけどもし友だちに相談されたら…【離婚はおすすめしない】
目次
離婚を相談したときのこと
離婚をしたいと思ったときに、実際に離婚を経験している友だちに相談をしました。
実際に離婚をしているからこそ、いろいろな話を聞けるかもしれないと思ったからです。
その判断は、半分正しくて、半分間違っていたと今は思うのです。
離婚を経験している友だち2~3人に相談をしたのですが、【離婚をしたほうが絶対にいい!】と言い切ったのは1人だけでした。
そして、【離婚をしたほうがいい!】と言い切った友だちは、実はモラハラ思考の人物だったとあとで気づきました…。
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モラハラを指摘した友だちも【モラハラ加害者】だった
離婚をして幸せだけど離婚は勧めない?
別の友だちは、離婚を経験して後悔はしていないし幸せに暮らしているけれど、【離婚をしたほうがいい】とはいえない、といわれました。
離婚をするためには、やらなければならないことも多かったり、まわりに心無い言葉をぶつけられたりすることもあって、決して簡単ではないからです。
そう言われた当時のわたしは【今の生活だってツラいし苦しくて大変なのに…】と思いましたが、そう思うこと自体【ズレて】いたと今はわかります。
簡単じゃないからやらないのは間違い
【離婚は簡単じゃない】といわれて、【簡単じゃないからやめろ】といわれているのだと勝手に変換をして受け取っていました。
離婚をするなんて簡単じゃないからやめろっていうのは、今の生活に耐え続けて奴隷として生きていけってこと?
今、わたしがツラいことは誰もわかってくれない…。
そう思いましたが、ちがうんです。
簡単じゃないからこそ、簡単にはおすすめできないってことだと思うのです。
ただし、無責任なまわりの人は、ただなんとなく【離婚は簡単じゃない(だからやめろ)】という場合もあります。
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離婚をするのはわがまま!?【まわりは責任なんて取ってくれない】
自分で【決断】することが大切
離婚をしたときの話はいくらでもできるし、手続きのことも覚えている範囲で教えることはできる。
作成した公正証書も見せられるし、かかった金額も教えられる。
でも、実際に離婚をするのは【あなた】だから。
そういわれたときに、ストンと腑に落ちたことを覚えています。
一見冷たいように聞こえるかもしれませんが、わたしはすごく【やさしさ】を感じました。
離婚をするときに、まずは自分の気持ちを決めて【離婚をすると決断】しないと、自分自身も進めないしまわりも助けることができないんです。
自分が離婚の相談を受けたら
離婚を経験したら、今度は離婚の相談を受けることも増えました。
実際に離婚の相談を受けて思うことは【離婚したほうがいいとはいえない】ってことでした。
それは決して、離婚を後悔しているからでも、子どもたちから父親を奪った罪悪感があるからでもありません。
むしろ、子どもたちがモラハラをするような環境に居続けることのほうが危険でしかないと思うのです。
それでも【離婚をしたほうがいい】とはいえないのは、わたしがその相談者の人生の責任を負えないことも理由のひとつです。
わたしが知っている制度や、実際に経験した調停の話はいくらでも伝えることができます。
でも、もし、生活が立ち行かなくなってもお金のサポートはできません。
友だちの子どもたちを数時間あずかることはできても、友だちの子どもたちを育てることはできないからです。
相談をする相手は選んだほうがいい
離婚に対して、いろいろな考え方があります。
わがままだ、甘えてる、我慢が足りないという人もいれば、離婚をして困るのを見て優越感にひたる人もいます。
仲の良い友だちだと思っていた人でも、考え方が違うことで離れていくこともあります。
【離婚をした方がいい】と勧めて応援した人が、離婚について否定的な考え方を持っていたり、離婚をしたことに対してマウントを取りたかっただけだったりすることもあります。
反対に【離婚をしたほうがいいとはいえない】という人が敵なわけではなくて、できる限りのサポートをしてくれることもあります。
離婚に向かって進むと決めても、不安になったり心が苦しくなったりすることがあります。
自分で決めたこととはいえ、ツラいときもあります。
そんなときに、相談をした相手にまで攻撃をされると本当に苦しいです。
だからこそ、相談をする相手は選んだほうがいいと思うのです。
大丈夫だと思って話した相手が、攻撃をするような場合は、残念ですがすぐにそっと距離を置くことも自分を守るために必要なことだと思うのです。
そっと支えてくれる存在に救われた…
長年友だちだと思っていて強く離婚を勧めてきた人は、実はわたしを攻撃したいだけだったと離婚をしたあとに気づきました。
離婚をして苦しめばいい、苦労すればいい、そう思って離婚を強く勧めていたことを知ったときは悲しかったです。
別の友だちは【離婚をしないほうがいい】とずっというので、どうしてわたしの気持ちをわかってくれないんだろうと思いました。
離婚を経験しているのに【離婚は勧められない】という友だちが、冷たい人だと思いました。
でも、今は少しだけわかるような気がするのです。
【離婚をしないほうがいい】という友だちは、わたしが衝動的に離婚に進もうとしているのではないかと心配をしてくれていたこと。
【離婚は勧められない】という友だちは、苦労したり傷ついたりするとわかっていることを安易に進められないと思っていたこと。
真逆のことをいっているようだけれど、どちらの友だちもずっと支えてくれて、引越しのときには急にいいだしたのにすぐに駆けつけて手伝ってくれました。
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これからも、そっと支えてくれる友だちのことを大切にしながら、わたしもそっと支えられるようになりたいと思うのです。
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