【シンママのお金のお話】離婚後の生活のこと

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離婚後の生活費

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児童扶養手当

児童扶養手当とは、ひとり親家庭の収入に応じて支給される手当のことです。支給額は細かく段階分けされていて、収入に応じて支給額が変わります。

2019年12月現在ですが、全額支給で子ども1人に対して42,910円支給されています。ただし1つ注意が必要なことは、42,910円×子どもの人数分の金額が支給されるわけではありません!

子どもが1人の場合:全部支給 42,910円
子ども2人目分の加算額:全部支給 10,140円
子ども3人目以降の加算額:全部支給 6,080円

なので、わたしは子どもが2人いるので支給額は(全部支給の場合)42,910円(子ども1人分)+10,140円(2人目の加算額)=53,050円を1ヵ月分として支給されています。

ただし、支給は年6回(奇数月)です。

児童手当

児童手当は、所得によって支給されている手当なので、子どもが産まれた時点からもらっている方がほとんどではないかと思います。

申請しないともらえないので、子どもが産まれて出生届を出すときなどに一緒に申請しましょう。

うちは今現在子どもが小学生と中学生なので、月額10,000円×2人分もらっています。

就学援助制度

就学援助制度も、収入に応じて申請できる制度です。
小学校に入学する時に案内があり、対象になっていたので申請をしました。
離婚後も引き続き利用することができています。

離婚の際に利用したい場合は、学校に問い合わせをすると教えてもらえると思います。

  • 給食費
  • 修学旅行費
  • 学用品費

主に上記の費用がメインです。

給食費は学校に直接振込をしてもらえます。
修学旅行費は学校の対応によって異なりますが、うちの場合は修学旅行費を集める際に封筒は空のまま提出してくださいとの指示がありました。

宿泊研修費は、一度費用を納めたあとに、学校から返金されました。

学用品費は年に3回(前期、中期、後期)、指定した口座に振込があります。
すべての学用品をまかなえる費用ではありませんが、とても助かっています。

ちなみに、小学校1年生と中学校1年生になるときには、入学準備金も支給されます。

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養育費

離婚の際に養育費の金額は(一方的に)決められて、子ども1人20,000円といわれました。
(2人分で、1ヵ月40,000円)

この金額を低いとみるか、高いとみるかはひとそれぞれだと思いますが、わたしは「低い!」と思っています。

養育費をもらえるだけありがたい、とか、養育費なんてもらえない人が多い、とか、養育費をもらうなんて甘えている、とかいろいろな意見があることもわかっています。

ですが、養育費は子どもが生活をするために使うお金です。
子どもの生活を守るための、子どもの権利なんです。

養育費はもらって当たり前、という基準になることを願ってやみません…。

※養育費についても、またくわしくお話ししたいと思います。

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養育費の調停を申立てする

職業訓練給付金

わたしは職業訓練に通っていたので、職業訓練受講給付金も6ヵ月間もらっていました。

1ヵ月100,000円+交通費でした。

職業訓練受講給付金を受給するためには、いろいろな手続きや審査のほかに、決められた日にハローワークで認定をしてもらわなければなりません。

認定日に審査をして、支給が確定します。

ちなみに、職業訓練受講給付金は減額して支給という方法は不可能なので、出席日数が不足していたり、許可なく遅刻、早退、欠席などがあったりすると、その月の支給は「0円」になります。

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引越し資金

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在宅ワークで稼ぐ

離婚前の別居中のことですが、在宅ワークをできるだけしていました。

CrowdWorks(クラウドワークス)に登録をして仕事を受注していました)

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ただ、収入があることを元夫に知られたくなかったので、3ヵ月間で250,000円くらい稼ぎました。

在宅ワークで稼いだ分の報酬は、ネットバンクに振り込まれていて、ネットバンクは元夫に知られていなかったので隠せると思っていました。

(離婚の際には財産を分与しなければならない決まりがあります…)

ネットバンクは隠せると思っていたのですが、念のため現金として手元に隠していました。

親にも助けてもらう

賃貸アパートの契約に必要なお金は、在宅ワークで稼いだ分で支払いしました。
家賃が比較的安くて、敷金礼金なども基本的にない物件が多いので、足りました!(笑)

引越しは友だちや親族の協力でできたので、引越し代もかかっていません。
(後日可能な範囲でお礼はしました)

ただ、離婚当初は職業訓練に通うことも考えていなくて、収入はゼロだったので、食料品を親に買ってもらって助けてもらっていました。

どんな暮らしをしていた?

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家賃は55,000円

新しく引っ越したアパートは、家賃は55,000円で築年数は10年程度でした。
日当たりがよくて、大きな窓があり、静かなところが気に入りました。

ずっと住んでみたいと思っていた家だったので、無事に引っ越すことができてうれしかったです。

離婚をしたときには、収入についてどうしていくかは決めていませんでした。
(職業訓練のことを知ったのは、離婚後少し経ってからです)

在宅ワークをしながら、パートやアルバイトをする方法はぼんやり考えていました。

ただ、調停も視野に入れていたことや、元夫に住んでいるところを知られないように気を張っていて、とにかく毎日クタクタに疲れていました…。

それでも、住むところを確保できたことで安心感は増えました。

収入は120,000円~210,000円⁉

離婚後の生活(職業訓練に通う前)

・児童扶養手当(2人分、1ヵ月)53,050円
・児童手当(2人分、1ヵ月)20,000円
・養育費(2人分、1ヵ月)40,000円

合計 113,050円

離婚後の生活(職業訓練に通っている間)

・児童扶養手当(2人分、1ヵ月)53,050円
・児童手当(2人分、1ヵ月)20,000円
・養育費(2人分、1ヵ月)40,000円
・職業訓練受講給付金(1ヵ月)100,000円

合計 213,050円

職業訓練に通っている間は、生活に余裕がありました。

ただ、最低限の生活費は、120,000円あればなんとかなる!と思っていました。

※生活費のくわしい内容についても、またお話ししたいと思っています。

離婚後の生活

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今までで一番おなかいっぱい

離婚後の生活でまず思ったことは、今までで一番おなかいっぱいご飯が食べられる!ってことでした。

子どもたちも、
「パパに食べるものを取られなくてすむ」
「落ちついてご飯が食べられる」
「ご飯おいしいね、楽しいね」
と言っていました。

元夫は、自分のすきなものだけをすきなだけ食べる人です。
「どうしてすきなだけ食べちゃダメなんだ!」
といって、子どもたちの分まで平気で食べてしまっていました。

あと、早食い(ほぼ噛まずに飲みこむ)ので、ペースが早くて、あっという間に食べつくしてしまいます。

できるだけ、個別に盛りつけをしていましたが、元夫は休みの日には必ず鍋料理やホットプレート料理を要求するので、子どもたちの分を確保するのに必死でした。

多めに材料を用意しても、用意した分だけすべて食べてしまうので足りることはありません。

当時お米は元夫の親からもらっていたのですが
「米はすきじゃない!」
といって、ご飯はあまり食べずに、おかずでおなかいっぱいになるまで食べ続ける人でした。

もちろん、いつもわたしの分なんて残らなかったです…。

そんな生活だったので、ゆっくりご飯を食べられることは、ものすごく幸せなことだと思います。

自由で幸せ

離婚をして、自由なことが幸せだということを思い出しました。

元夫は日常的に監視をする人で、元夫の許可がないとできないことも多かったです。

夫婦で子どもたちもいるので、予定を確認したり許可を得たりすることも必要です。

…ただ、
「オレを納得させろ」
「オレに理由を説明しろ」
「オレも納得してやりたいけど、お前の説明が悪いから、納得してやれないんだよ」
「納得してもらうために、いくつも方法を考えて準備しておくのが当然だろう!」

というようなことをいうのは、「夫婦」でも「家族」でもなくて「部下」にする対応だと思いました。

そして、元夫が納得する方法は、「わたしがあきらめること」だけでした。

そんな生活が「おかしい」とも気づかずに過ごした12年…

すきなことをすきだと言えて、やりたいと思ったことをやってみることができるって、幸せなことだったとやっと思い出せました。

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自分の人生を生きる

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離婚をするときには、不安や心配なことばかり募って、自分さえ我慢すればどうにかなるんじゃないかと迷いました。

子どもたちが成人してから離婚をしたほうがいいのか、悩みました。

でも、人生はあとどれくらいの時間があるのかは、誰にもわかりません。

自分のキモチを押し殺すだけじゃなく、子どもたちにも我慢をさせて理不尽に耐えるだけの家庭で過ごすなんて、イヤだと思ったのです。

子どもたちが成人するまでの時間って、思ったよりも短くてあっという間です。
その時間も大切にしたいと思ったのです。

自分の人生を生きていいんだ、って気づけた今、幸せでわくわくしています。

気持ちのこととお金のことを一緒にお話ししたのですが、それぞれまたくわしくお話ししたいと思っています。

 

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