【モラハラ離婚】父に同席してもらった理由とお願いしたこと
目次
お互いの父親に同席してもらった理由
モラハラをする人は話が通じないのですが(くわしくはコチラ→☆)どうしても協議離婚を成立させたかったので(くわしくはコチラ→☆)お互いの父親に同席してもらって離婚の話し合いを進めました。
関連記事→【モラハラ離婚】協議離婚の話し合いに証人は必須【証人の条件はひとつだけ】
証人としてお互いの父親に同席してもった理由は、ほかに頼める人がいなかったことが一番の理由です。
モラハラ元夫は一人っ子で、モラハラ元夫の父親も一人っ子なのでモラハラ元夫の親戚はとても少ないです。(モラハラ元夫の父親は高齢)
モラハラ元夫の母親は兄弟はいますが、親戚は高齢で遠方に住んでいて、モラハラ元夫自身も親族との交流はほとんどない状態でした。
モラハラ元夫はわたしが親族と交流するのはもちろん嫌がっていたし、わたしが親や兄弟と関わることも否定的なので、親や兄弟とも疎遠になっていた時期もあります。
同じ立場(条件)で、さらにモラハラ元夫の責任を取れる人物は【父親】しかいませんでした。
父親との関係は良好じゃなかった
わたしは、幼い頃から父親とはほとんど会話という会話をしたことがありませんでした。
父親との関係が良好で信頼関係があったから、離婚の話し合いに証人として立ち会ってもらったわけではなく、むしろわたしの父は離婚には否定的でした。
モラハラ元夫がモラハラをする人だということも、まったく信じてくれていませんでした。
あとから聞いた話ですが、わたしの父は離婚を反対するつもりで証人を引き受けてくれたそうです。
父親に同席してもらおうと思ったきっかけ
ほとんど会話らしい会話もしたことがなかった父に、離婚の話し合いに同席してもらおうと思ったきっかけは、本当にささいなことでした。
それは、【父親と会話をする機会があった】ことです。
幼い頃から、父とはあまり関わることがないまま、用事があるときには母を通じて伝言をしてもらうようなやりとりしかしたことがなかったのですが、偶然母がいないタイミングで父と話をする機会がありました。
他愛のない世間話をしただけでしたが、【父とは会話が成立しない】と長年思いこんでいたことが、ガラガラと崩れていくくらい、父との会話はとてもスムーズにできたのです。
わたしが離婚をしようと思った頃、父は定年退職を迎えて再就職をしたところでした。
父も環境の変化や、若い世代の人たちとのつきあいが増えて、考えがとても柔軟になっていることに気づいて、もしかしたら頼れるかもしれない…と、わたしは思ったのです。
話し合いの前に父にお願いしたこと
離婚の話し合いをする前に、父にお願いしたことが2つあります。
- 証人として話を聞くだけにして欲しい
- 反論したくなるけれど我慢して耐えて欲しい
きっと、いい返したくなるだろうし、怒りもこみあげてくるかもしれないけれど、【証人として同席をする】ってことを、どうしても守って欲しいと父に伝えました。
あとは、ボイスレコーダーで証拠を記録して、いざというときに証拠として使いたい。
こちらが不利になるような証拠は残したくないから、わたしと子どもたちのために耐えて欲しいと伝えました。
約束を守ってくれた父
1ヵ月に1回のペースで、4回話し合いをしましたが、父はしっかりと約束を守ってくれました。
ずっとだまって話を聞いているだけのわたしの父を、モラハラ元夫は【無能】と判断して、モラハラモード全開になっていたのですが、モラハラ元夫の態度を実際に見たわたしの父はモラハラ元夫のモラハラをやっと理解してくれました。
ただ、1度だけ、モラハラ元夫とモラハラ元夫の父親が延々とわたしを怒鳴り続けたときに、わたしの父は声を荒げました。
わたしの父を無能と決めつけていたモラハラ元夫は、おどろいて涙目になってうつむいていました。
父が同席してくれたことや、証人として同席するという約束を守ってくれたことで、離婚の話し合いをなんとか進めることができたと思うのです。
モラハラに負けないで幸せを取り戻そう!
離婚をしようと思ったときも、別居をしているときも、父親に協力してもらうことは考えたことがありませんでした。
ただ、モラハラをする人は、ターゲットにはどこまでも威圧的に虐げようとしてきます。
社会的に地位があったり、自分よりも【上】だと判断したりした人や、立場的におとなしくしておいた方がいいと思った相手には、とても腰が低くなるので、親や兄弟でもモラハラ夫の実態を信じてくれないことがあります。
モラハラをする人は自分のチカラを誇示するのがすきですが、すぐボロをだして自爆するので、まずはモラハラの実態を知ってもらって味方を増やすことも有効な手段のひとつです。
わたしの場合は、父が同席してくれたことでとても助けられました。
協議離婚をするときには、必要なことを自分たちで話し合わなくてはいけないのに、モラハラをする人は決めたことをくつがえしたり、忘れてしまったりするので、思いつくかぎりの方法を検討してみましょう!
きっと、方法はひとつじゃないって思うのです(`・ω・´)
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