職業訓練の応募のポイント3つ【事務系コースの志望動機】
目次
職業訓練の志望動機って?
職業訓練はさまざまなコースがありますが、申し込みのときに志望動機を書かなければなりません。
事務系のコースを選ぶときには、「事務職への就職を目指している」という前提で「なぜ事務職へ就職したいのか」という理由が必要です。
職業訓練の試験で面接がある場合には、高確率で「事務職へ就職したい理由」を聞かれます。
本音は「肉体労働をしたくない」とか「年齢を重ねても働きやすい」とか「定時で帰りたいから」とかいろいろな理由があると思います。
しかし、本音を素直に話すと危険かもしれません!
志望動機・3つのポイント
職業訓練の志望動機、3つのポイントをご紹介します。
- 志望動機
- 事務職を志望する理由
- 就職への意欲
ポイント1・志望動機
職業訓練を希望する志望動機は、「資格が欲しい」とか、漠然と「事務職に就きたい」では選考で落とされてしまう可能性が高くなります。
たとえば、「独学で簿記の勉強をしているが、独学では理解できずむずかしい部分がある」とか「ずっと専業主婦でブランクがあるので、職業訓練で学びながら就職を目指したい」とか、職業訓練の目的を理解して志望動機を考えるのがベストです。
ポイント2・事務職を志望する理由
職業訓練のコースで、簿記や経理などを学べるコースは女性にとても人気が高いです。
もし募集人数が定員割れをしていても、職業訓練の目的を理解していない人は「不合格」になる可能性があります。
そこで大切なのが「志望動機」
事務系のコースを選ぶということは、事務職への就職を希望しているという判断になります。事務職へ就職したい理由を用意しておくことが大切です。
たとえば、「パソコンを使った作業が得意」「データ整理や書類作成が得意」「サポートをすることに喜びややりがいを感じる」など、事務職をへの志望理由をわかりやすく説明しましょう。
就職への意欲
職業訓練は「就職を目指すため」に通うところです。
「職業訓練の期間中に就職が決まったらどうしますか?」と面接で聞かれることもありますが、迷わずに「就職をします」と答えましょう。
「職業訓練の期間が終了してから就職活動をする」とか「訓練中の採用は断る」というのは、職業訓練の目的を理解していないと判断されてしまうので気をつけましょう。
わたしの場合
わたしが実際に使った志望動機です。
【志望動機】
事務職への就職を目指していて、独学で簿記の勉強をしています。
しかし独学ではむずかしい部分も多いため、〇〇科で学びたいと思いました。
また、簿記の勉強だけではなく、事務や経理に必要な知識も身につけて就職を目指したいと思っています。
【事務職を希望する理由】
わたしはパソコンを使った作業が好きです。
データ整理や書類作成など、コツコツ細かい作業をすることが得意なので、経理や事務の仕事をしたいと思っています。
また、長い間家事に従事していたので、人のサポートをしたり、人とのコミュニケーションの大切さを学んだりしたので、事務職ではそのような経験も生かせるのではないかと思っています。
【就職への意欲】
訓練校で知識や技術を身につけて自信を持って就職活動を行いたいと思っています。
訓練中も就職活動を続けながら、もし採用が決まったら就職をしたいと考えています。
資格取得については、就職後にチャレンジしたいです。
職業訓練への合格を目指そう!
職業訓練は無料で知識や技術を身につけることができるので、有効に使って就職を目指せます。
(場合によってお金がかかる場合もあるので、最寄りのハローワークに問い合わせをしてくださいね)
専業主婦が長いブランクを経て就職を目指したり、シングルマザーが就職活動をするときにもおすすめしたい制度です。
職業訓練の応募のコツをおさえて、合格を目指しましょう!
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