離婚をする前にしたこと
目次
荷物をまとめておく
服は少なく
離婚をする前はかなり荷物が少なかったです。
服の枚数もかなり少なくて、デニム2着、スカート3着、トップス5枚くらいで過ごしていました。
トップスはかさばらない薄い素材のものを選んでいました。
服はかさばらないと持ち運びやすいので、コンパクトにたためて軽くて乾きやすい服をローテーションして着ていました。
スーツケースを買う
別居の際には「家に居座る!」と決めたのですが、その前まではいつでも逃げられるようにスーツケースを買いました。
実際にスーツケースを持って逃げることにはならなかったのですが、今冷静に考えると「逃げよう!」と思った時に、スーツケースに荷物をつめている時間ってないかもしれない…。
旅行のときに何度か使いましたが、かさばることや車で移動することが多いので現在はあまり使っていません…。
大切なものは持ち歩く
別居前ですが、大切なものは普段から持ち歩いていました。
それまでは、小さめのバッグにスマホやお財布、カギくらいしか持ち歩いていなかったので極端に荷物が少なかったので、普通の人程度の荷物の量になった感じですが…。
移動はほぼ車なので免許証は持ち歩いていました。
クレジットカードや健康保険証は必要な時しか持ち出していなかったのですが、持ち歩くようになりました。
別居中は保険証書、子どもたちの写真やお手紙も手帳に挟んだり、ボイスレコーダーもすぐに取り出せるようにバッグのポケットに入れていました。
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いつでも逃げられるように
荷物は枕元に
別居前はいつでも逃げられるように、荷物は枕元やすぐ持てるようなところに置いていました。
元夫に不審に思われなくて、勝手に中を見られないような場所に置くと少しは安心でした。
最悪の場合、現金があればなんとかなります。
…とはいえ、わたしは金銭的に困窮した状態だったのでそれほどまとまった金額は用意できませんでした。
外に出ても良さそうな部屋着
元夫のモラハラや監視、支配がひどくなり始めた頃から、パジャマではなく外に出ても良さそうな部屋着で寝るようになりました。
寝心地は微妙ですが、「すぐに逃げられる」という安心感のほうが勝ちました。
子どもたちは絶対に連れていく
もしも逃げなければならない状況になったとしても、子どもたちは絶対に連れていこうと思っていました。
近所に住んでいる友だちが、いつでも駆けこんできていいから!と言ってくれていたのは、とても心強かったです。
一般的には実家へ行く方が多いとは思うのですが、わたしはできれば実家にはあまり頼りたくなかったので…。
いざとなったら、一旦どこへ行けるか、行こうか考えておくことも安心につながると思います。
気が動転した状態で子どもたちを連れて街をさまようと、きっとすごく心細くなると思うのです。
夜だったら特に不安が大きくなるので、普段から行ける場所、滞在できそうな場所の目安はつけていました。
カードや通帳を整理する
不要な通帳は解約
別居をするよりももっと前ですが、使っていない通帳やクレジットカードなどを解約して整理したことがあります。
そのときに、登録したけれど使っていないサイトなども解約したり削除したりして、友だちたちからは「身辺整理してる!」と笑われていましたが(笑)
登録しているサイトや暗証番号を小さなノートにメモしたのですが、それは今でも便利に使っています。
離婚に向けて子どもたちの通帳も解約
離婚に向けて進もうと思った時に、子どもたちが生まれたときに開設した通帳を解約しました。
そのまま使い続けたかったのですが、財産分与などになったときにチェックされても困らないように、残高をゼロにして財産がないことを証明したかったからです。
離婚間近になってから解約をすると、離婚前にお金を隠したと思われる可能性もあると思ったので、早めに解約をしておきました。
お金は現金のまま隠していました…。
(厳密には財産分与をしなければならないのですが、数万円しか残っていなかったので子どもたちの生活費として隠し持っていました。)
元夫の書類をまとめる
元夫の給料や生命保険などもすべてわたしが管理していたので、元夫の生命保険の証書や通帳、クレジットカード、年金手帳などはすぐに渡せるようにまとめておきました。
わたしが隠し持っていると疑われるとめんどうなので、離婚の話し合いをしたときに中身を確認した上で渡しました。
ちなみに、元夫の許可を得た上で通帳は離婚が成立した後に郵送しました。
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物が少ないと楽
すぐに逃げられる
荷物を少なくしておくと、すぐに逃げることができます。
わたしは実際に慌てて逃げるような状況にはならなかったのですが、いつでも逃げられると思うだけで気持ちはすごく楽でした。
いざ、逃げようと思ったときに必要なものはなにかを考えるきっかけにもなりました。
…ちなみに今は、すっかり安心しきっているので荷物はやや増えています…(;^_^A
引越しが楽
荷物だけじゃなく、家具や食器などもかなり少なくして暮らしていたので、引越しがとても楽でした。
台所用品も普段から少ないアイテムで過ごしていると、もしまた新しく買い直さなければならないときも費用が少なくてすみます。
家具は持ち運べるサイズのものや処分する時に解体しやすいものが好みなのですが、結果的にはそれも引越しが楽になる理由になりました。
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気持ちも楽になる
荷物が少ないと、気持ちが楽になると思うのです。
離婚を考え始めたり別居がスタートしたりすると、不安になったりネガティブになったりすることが多くなってしまうので、「すぐに逃げられる」とか「物が少なくても生活できる」と思えることで気持ちが落ちつきました。
最悪の場合は、子どもたちさえいれば、いつでもどこでもなんとか生きていってやろう!って思っていました。
洗濯機がなくても冷蔵庫がなくても、子どもたちさえいたら生活はいつでも立て直せる!って今でも思っています。
(幸せなことに、洗濯機も冷蔵庫もあります)
心の支えになること
離婚や別居のことを考えると、不安ばかりが募ります。
そんな状態のときに、将来のことを考えるとさらに不安に包まれます。
だからこそ、「すぐに逃げられる」とか「この荷物があれば、夜は越せる」とか「子どもたちがいたらなんとでもできる」と思える方法を用意しておくだけで、心の支えになります。
例えば、実家や兄弟姉妹のところにタクシーで行けるだけのお金は持っておく、とか、近くのビジネスホテルを調べておく、とかそれだけでも気持ちが落ちつくならば有効な方法です。
離婚も別居も人によって状況がまったく違うからこそ、わたしの経験が誰かの”なにか”になってくれたら…と願っています。