調停員は同情アピールに慣れている!?【書類・説明は簡潔に】
目次
あくまでも個人の感想です
わたしが養育費調停・面会交流調停を経験して感じたことなので、あくまでも個人の感想として読んでいただけるようお願いします。
専門的な知識も資格もないので、ひとつの例として参考にしていただければ幸いです。
調停員に同情されるように?
調停なんて初めてのことだったので、いろいろな情報を集める中で【調停員に同情されるようにするのが重要】というものを何度も見かけました。
調停員に同情してもらって味方になってもらうと調停で有利!というような内容のお話もみかけました。
実際にわたしも「どうやったら調停員に味方になってもらえるか」と考えたのですが、調停に挑むときには【調停員を味方にする】【調停員に同情してもらう】とは考えませんでした。
調停では事実を伝えればいい
調停員も人間で、もしかしたら子どもがいるかもしれない、孫がいるかもしれない、普通の人なんです。だから、気持ちが左右することもあると思うのです。
でも、必要以上に大げさに話をしたり、わざと同情してもらったりする必要はないとわたしは考えていました。
ただ、事実を伝えるだけ。
調停は交渉の場です。
交渉のために必要な説明はしなければならないし、自分の気持ちや考えを伝えることもあります。
それ以上も以下もないと思うのです。
調停の目的はなに?
養育費調停では、わたしは増額の交渉も多少しながら【調停調書】を手に入れるという目的がありました。
面会交流調停では、【子どもたちが望むなら面会交流に協力する】ということをわかってもらうという目的で進めました。
自分の目的を達成するために、必要な説明や主張はわかりやすく伝えなければならないし、できないことはできないと拒否して、できない理由を伝えなければならないと思うのです。
説明をする中で、怒りの感情に包まれることも何度もありましたが、怒りをぶつけて解決するなら調停なんて必要ないと思うのです。
だからこそ、冷静に淡々と簡潔にわかりやすく事実を伝えることを意識しました。
書類は読みやすく簡潔に
調停では何度か書類の提出を求められました。
言いたいことはたくさんありましたが、1番伝えたいことを簡潔にわかりやすく書くようにしていました。
モラハラ元夫は小さな字でぎっしりと恨みつらみをまじえて、長々と作文のように書いていましたが、ひと目見ただけで読む気が失せます。
調停員が読まないことはないと思ってはいますが、実際に一語一句ていねいに読むかどうかはわたしにはわかりません。
長い長い文章の中に、本当に伝えたいことがあったとしても、うもれてしまってわからなくなってしまいます。
裁判官や調停員、児童調査官はいくつもの書類や資料に毎日目を通していると思うので、できるだけ読みやすく簡潔に伝えたいことをわかりやすく書きました。
期日のときに直接ハッキリと説明をする
必要な書類には要点をまとめて簡潔にわかりやすく記入をして、くわしい説明は調停の期日で調停員や児童調査官にしっかりと説明をしました。
自分が伝えたいことを調停員や児童調査官が質問をするような内容を書類に記入できるのがベストだと思います。
調停員や児童調査官、裁判官も普通の人間なので、必要以上に機嫌取りをされたり同情されようとしたりすると、気づくと思うのです。
大切なことは、ご機嫌取りをすることではなく、調停で自分が望む結果を手に入れることです(`・ω・´)
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