裁判所の養育費・面会交流調停では笑わない!?【笑顔の使いどころも戦略!】
目次
裁判所は楽しいところじゃない
離婚をするまで、裁判所に行ったことなんてありませんでした!
できれば一生関わらずにいられたらいい場所だとわたしは思っています。
養育費や面会交流の調停など、必要なときに利用することはおすすめしますが、裁判所はあくまでも【交渉をする場所】だと思うのです。
事実を簡潔にわかりやすく説明したり、自分の要求を伝えたりすることも重要ですが、感情的になったり笑顔になったりするタイミングも戦略のひとつだと考えて調停に挑みました。
基本的に笑う必要はない
調停で笑ったり笑顔を見せたりする必要はないとわたしは考えていました。
調停は楽しい場所でもなければ、円滑なコミュニケーションを要求されている場所でもありません。
調停員を味方にするとか、調停員に同情してもらうという情報もたくさんありますが…
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調停員は同情アピールに慣れている!?【書類・説明は簡潔に】
調停員は申立人と相手方のどちらか妥協してくれそうか、探っている可能性が高いとわたしは感じていました。
妥協してくれそうな方を攻める!?
調停は、申立人と相手方の話し合いを進めるお手伝いをしてくれる場所なので、どちらかの味方をするとか、善悪の判断をするというより、話し合いが決着することを目指している場所だと思うのです。
そこで、話し合いを決着させるために、調停員は交渉がしやすそうだったり、妥協しやすそうなのは、申立人と相手方のどちらなのかを探っているのではないかとわたしは思っていました。
※あくまでも個人の感想です。
だからこそ、必要以上にニコニコしたりコミュニケーションスキルを発揮したりすることで、親しみやすく柔軟な考えができる人物だと判断されることで、望まない方向に話が進んでしまう可能性があります。
モラハラ被害者の特徴は攻められやすい!?
モラハラ被害者は、共感力が高かったり、相手の気持ちを察して自分の気持ちや考えよりも相手の気持ちを優先したりすることが多いのではないかと思うのです。
本能的に、雰囲気を察知して、相手の望む言動をすることに慣れすぎていて、わたしは自分がそういう言動をしていることに気づいてもいませんでした。
でも、モラハラ被害者の共感力の高さや察する能力の高さは、調停でも便利に利用されてしまう可能性があります。
空気は読まない!自分の主張は押し通す!
自分にそう言い聞かせながら、わたしは調停に挑んでいました。
調停の期日調整のときも、無理をしてでも都合をあわせようとしてしまいそうでしたが、そこでも自分の都合や意志をしっかりと主張することが大切だと思うのです。
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調停の期日(日程)調整のときには遠慮しない【自分の都合を伝えよう!】
調停員に笑顔で応対する必要はない
裁判所で行われる調停で、調停員や児童調査官と話をしなければなりませんが、にこにこと笑顔で応対する必要はないと思うのです。
聞かれたことには答えます。
必要なことは話します。
こちらの条件も主張します。
必要があれば、時間をかけて考えて返答をすることもありましたが、基本的に無表情で話をしました。
笑顔を見せるタイミング
わたしは、3回目の期日で女性の調停員に【(長男の)卒業と入学おめでとうございます。】【子どもの成長はうれしいものですよね】と言われたときに、とびきりの笑顔で【ありがとうございます】と答えました。
そのときに、男性の調停員は【初めて笑ったね!そうだよね。子どもの成長はうれしいよね!】と手を叩きながら笑っていました。
男性の調停員が【初めて笑ったね!】と言ったことで、わたしが今まで1度も笑わなかったことを気づいていたとわかりました。
もし、1度も笑顔を見せないまま調停が進んだら、子どもに対しても無表情な母親だと判断される可能性があると思うのです。
だからこそ、笑顔を見せたこのタイミングはベストだったとわたしは思っています。
声を荒げることも必要
調停では基本的に冷静に淡々と応対をしていましたが、必要なときには声を荒げて話をすることもありました。
モラハラ元夫に対してどうしても許せないことや、子どもたちのことで受け入れられないことなど、ここぞ!というときには声を荒げて話をしました。
ずっと怒っていたり、ずっと声を荒げてしまうと、それが普通になってしまって印象に残りにくい可能性が高いです。
そこで、ここぞ!というタイミングで声を荒げることで、調停員の記憶に多少は残るのではないかと思います。
調停はひとりでも戦える!
養育費や面会交流の調停では、弁護士さんならどういう話し方をするのだろう、とか、弁護士さんはどうやって交渉をするのだろう、と考えたことは何度もあります。
待合室に弁護士さんを同伴している人を見ると、うらやましいと思ったこともあります。
それでも、1人でも戦えるし、望む結果を手に入れることもできる!という事実を…不安で苦しくて必死でもがいていた頃のわたしに伝えたいと思うのです。
そして、あの頃のわたしのように、今不安で出口のない真っ暗なトンネルの中を手探りで進んでいる方に届いて欲しいと思うのです。
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