モラハラ相手だからこそお礼をいわない!?【養育費のお礼をいわない理由】

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目次

お礼をいわないなんて常識がない?

モラハラ元夫と離婚をしてから、生活費をもらったときも養育費の振込があったときも、お礼はいわないようにしていました。

わたしがモラハラ元夫にお礼をいわないというと、【最低限の礼儀】とか【お礼をいうのは常識】と、まわりにはいわれましたが、モラハラをする人が相手だからこそ【お礼をいわない】ことにしています。

離婚をする前はいつもお礼を伝えていた

モラハラ元夫と結婚をした当初から離婚をする前までは、いつもお礼を伝えていました。

【給料やボーナスが振込されたとき】
【GWやお盆休みに旅行にいったとき】
【子どもたちの服や靴、学用品を買ったとき】
【外食をしたとき】
【わたしの服や靴、バッグを買ったとき】

いつもありがとう、(モラハラ元夫)のおかげで買えた、旅行ができた、遊べた、おいしいものを食べることができた、と、子どもたちに関わることのときには、子どもたちと一緒にモラハラ元夫に頭を下げてお礼を伝えていました。

それがたとえ、子どもたちの児童手当で支払ったものでも、わたしの親がくれたお金を使ったときもです。

モラハラ元夫のお財布に現金を補充しておく

外食をする予定のときや、子どもたちになにかを買うときには、モラハラ元夫のお財布にあらかじめ予算の分の現金を補充していました。

モラハラ元夫はそれを当然のようにしていたし、モラハラ元夫のお財布にお金を補充しておくのは【妻として当然のこと】だと思っていました。

離婚前の生活費は義務

離婚をする前に別居をした期間があったとはいえ、家のことはすべてわたしが行っていました。
モラハラ元夫は実家で生活をしていましたが、生活に必要なお金は渡していました。

【生活費を渡すのは義務】というと嫌悪感を抱かれることもあるのですが、夫が収入を得る、夫が収入を得るために妻が家事育児や夫の面倒をすべて行うという【それぞれの役割】だと思うのです。

家事や育児は【当然の義務】だとして、専業主婦は働いていない、収入がない、養ってもらってる、甘えてる…というのは、違うとわたしは思うのです。

あくまでも、わたしの場合ですが…。
モラハラ元夫が収入を得る、収入を得るためのサポートをわたしがする、家事や育児もわたしがやるという前提で、専業主婦という選択をしました。

だから、モラハラ元夫が生活費を払うのは義務だと思うのです。

養育費も義務

離婚をしてから養育費を支払うのは、親の義務です。

子どもに面会させてもらえないから養育費は払わない、とか
子どもに会えないなら養育費は払いたくない、とかいうのは、ただの【甘え】で【いいわけ】です。

自分の子どもが生活するために必要なお金が【養育費】で、そこに【会えないから】とか【生活が苦しい】とか理由をつけて逃げるのは卑怯だとわたしは思うのです。

モラハラをする人は感謝されて当然

モラハラをする人は、ホメられたり感謝されたりすることがだいすきです。

たとえ、家族がお金に困っていて、ご飯を買うお金もなくて、子どもが病気でも病院に行くお金が用意できなくても、モラハラをする人は借金をしてでもまわりの人に感謝をされるなら奢るし買います。

モラハラをする人にとって、家族は自分の一部なので家族は自分と同じ思いだと信じて疑うこともしません。

家族が我慢をするのも、感謝をするのも当然のことで、むしろ【感謝させてやってる】という意識なのだと思うのです。

当然のことは当然と主張することが大切

モラハラをする人と離婚をしても、モラハラをする人はまだモラハラ支配が続くと思っています。
…モラハラをする人にとっては当然のことなので。

だからこそ、あえて、当然のことを当然として主張することがモラハラ支配から逃れる第一歩だと思うのです。

父親が子どもの生活費を払うのは当然。
養育費は子どもたちが生きるために必要なお金だから、払うのが当然。

モラハラから逃れるためには、きっぱりハッキリ距離を取ることも大切です。

感謝するのは当然のことじゃない

小さな頃から、人には親切にしなさい、感謝しなさい、と幾度もいわれた記憶があります。
健康でいられること、ご飯が食べられること、眠れること、生きていられること、いろいろなことに感謝してきました。

…それがいつしか、モラハラの支配が続いたことで、健康でいられること、ご飯が食べられること、眠れること、生きていられること、すべて【モラハラ元夫のおかげ】だと思いこむようになって、【モラハラ元夫に感謝することが大切】だと思うようになっていました。

モラハラ元夫が収入を得る、そのためにわたしが家事や育児をするはずだったのに、家事や育児も【モラハラ元夫にさせてもらっている】と思っていました…。

実際に、【お前が望むから家事をさせてやってるのに、オレに感謝をしないのか!】【お前が望むから子育てさせてやってるんだから、感謝しろ!】とモラハラ元夫にいわれていました。

でも、感謝って要求されてするものじゃないし、感謝をすることが当たり前なわけでもないと思うのです。

慰謝料をもらってもお礼をいうの?

【養育費とはいえ、お金をもらっているのに、お礼をいわないなんて常識がない!】…といわれますが、どんな状況だったとしても【お金をもらったらお礼をいうのが常識】というのなら、慰謝料をもらったときにもお礼をいうのでしょうか?

慰謝料のときは【慰謝料だから】お礼はいわないけれど、それ以外は別!というのは、乱暴な話だと思うのです。

養育費は子どもたちの生活に必要なお金で、子どもたちへの慰謝料でもあるとわたしは思うのです。

ちなみに、もしモラハラ元夫が自主的に養育費以外のお金を渡してきた場合には、お礼はいうと思います。
…残念ながら、子どもたちの誕生日も卒業や入学のときも、モラハラ元夫からはお金なんてもちろん、【おめでとう】の言葉ひとつありませんでした。

モラハラは距離が大切

モラハラ元夫は離婚をしても、モラハラ支配が続けられると思っています。
だからこそ、物理的な距離はもちろんですが、精神的にも距離をおくことが大切だと思うのです。

まわりの人は、親切なようにみせかけて、そのときそのときで思うことを好き放題ぶつけてきます。
もちろん、傷つくし悔しいし、ツラいキモチになります。
でもそんな無責任なまわりの人の意見なんて、聞く必要はないと思うのです。

もし、本当に心配してくれているなら、傷ついたりツラくなったりする言葉なんていいません。

モラハラをする人は、ターゲット以外にはやさしくて親切なので、まわりの人には信じてもらえないこともあるからこそ、まわりの言葉になんて振りまわされないで、モラハラをする人から距離をおいて欲しいと思うのです。

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