養育費調停のあと・面会交流を要求するモラハラ元夫
目次
養育費調停で面会交流の取り決めをしたつもり
養育費の増額を求めてわたしは養育費の調停をしました。
養育費の取り決めは、離婚前に覚書で約束をしたとモラハラ元夫はいいますが、モラハラ元夫が一方的に決めた内容の覚書に同意できないので、調停を利用しました。
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面会交流から養育費調停までの間【覚書を催促するモラハラ元夫】
覚書で署名捺印をしたとしても、もし養育費の支払いが滞ったときには、覚書にはなんの効力もありません。
ちなみに…公正証書を作ったとしても、【執行受諾文言】がなければ未払いの養育費の強制執行手続きができないため注意が必要です。
そこで、わたしは調停でしっかりと取り決めをして【調停調書】が欲しかったのです。
養育費調停では、モラハラ元夫は【面会交流】の主張をくり返していました。
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モラハラ元夫相手に【養育費調停を申立】1回目の期日・面会交流しないとダメ!?
【子どもたちが望むなら面会交流に協力します】とわたしは答えましたが、養育費調停はあくまでも【養育費の取り決め】をする場なので、調停調書には養育費の取り決めのことしか記載されていません。
でも、モラハラ元夫は養育費調停なのに面会交流の取り決めをしたつもりになっていました。
面会するって約束をした!?
養育費調停が終わったあと、すぐにモラハラ元夫から面会の要求がありました。
モラハラ元夫:「〇月〇日か、〇日なら空いてます」
…と、子どもたちの気持ちや都合を聞かずに、まずは自分の予定を知らせてきました。
指定された日には子どもたちの予定が入っていることを伝えると…
モラハラ元夫:「今月は日曜日以外は無理です。平日の夜でもいいです。」
と、返事が来たのですが…
子どもたちに聞いても「会いたくない」「日曜日はゆっくり休みたい」と答えていて、平日の夜はモラハラ元夫の仕事が終わったあとということで、20~21時以降に面会をさせるというのは子どもたちの生活リズムや就寝時間のことを考えて断りました。
モラハラ元夫は
【調停で約束しただろう!忘れたのか!?約束をやぶるのか!?】
とメールを送ってきたのですが、調停で決めたのは養育費のことだけです。
面会交流は【子どもたちが望むなら面会交流に協力します】と伝えています。
子どもが父親に会いたいと思わせるのが母親の役目!?
【子どもたちが望むなら面会交流に協力します】と、モラハラ元夫に伝えると…
協力をするということがまず間違っているのがわからないのか!
子どもたちが父親に会いたいと思うようにするのが、母親の役目だろう。
子どもたちがオレに会いたいと思わないというのは、お前が自分のしなければならないことをやっていないってことだ!
自分がどれだけまちがっていることをしているのかわかっていないのか!
というメールが届きました。
子どもたちが父親に会いたいと思わせるのが母親の役目というなら、子どもたちの意志をムシしてコントロールしろということ。
モラハラ元夫が要求しているのは、自分の都合のいいように子どもたちの気持ちを誘導しろということです。
子どもたちは母親にコントロールされている!?
モラハラ元夫は、父親に会いたいと思うように子どもたちの気持ちをコントロールしろ!それが母親の役目だ!というのですが、それを拒否すると…
子どもたちが会いたくないというのは、母親に気を使っていて本当の気持ちを言えないからだ
子どもたちは母親にコントロールされている!
と言い始めました。
自分にとって都合のいいように子どもたちをコントロールしたいけれど、うまくいかないのは母親のせい、というとてもおかしなことをいっているのですが、モラハラ元夫はわかるわけがありません…。
弁護士もお前がおかしいっていってる!
離婚の話し合いをしているときにも、モラハラ元夫は【会社に来ている弁護士に相談している】といっていました。
離婚をするまで子どもたちに会わせないなんておかしいって、弁護士も言ってる!
(離婚するまで子どもたちに会わせないとわたしは言っていないのですが…)
お前はおかしいから子どもたちの親権を渡さない方がいいって弁護士が言ってる!
(人を否定するような事を弁護士がいっていいのでしょうか…?)
子どもは母親の顔色を気にして、本当の気持ちを言えないって弁護士が言ってた!
(一般論としてみんないうことです。)
モラハラ元夫は【弁護士が】【弁護士が】といっていましたが、養育費調停では弁護士は同伴していなかったようなので、弁護士に相談をした程度の話だとわたしは思いました。
【子どもたちが望むなら面会交流に協力する】
【子どもたちが望むなら面会交流に協力する】それ以外に答えはないとわたしは思うのです。
離婚前の話し合いや養育費調停でも【子どもたちが望むなら面会交流に協力する】と何度もくり返しました。
面会交流は別居親が子どもに会うという以前に、子どもたちの気持ちや都合を最優先して考えなければならないものだと思うのです。
だからこそ【子どもたちが望むなら面会交流に協力する】以外の言葉はないと、わたしは思うのです。
そしてその後、モラハラ元夫に面会交流の調停を申立されました。
…続きます。
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