養育費・面会交流調停で使わないようにした言葉【モラハラ・会わせたくない】
目次
【モラハラ・会わせたくない】は使わない
養育費調停でも面会交流調停でも、離婚になった経緯や理由、子どもたちとの面会について何度も話す場面がありました。その中で、わたしが使わないようにしていた言葉が2つあります。
それは【モラハラ】と【子どもたちに会わせたくない】という言葉です。
どうして【モラハラ】と【子どもたちに会わせたくない】という言葉を使わないようにしていたのかお話します(*´ω`*)
【モラハラ】は理解されがたい
養育費調停でも面会交流調停でも【モラハラ】という言葉は使わないようにしていました。
【モラハラ】という言葉は少しずつ耳にすることが増えていますが、まだまだ理解されていないのが現状だと思うのです。
ちょっとしたケンカや言い合いでも【モラハラ】という言葉も使われるケースもあるので、受け取る側の認識によっても大きく印象が変わってしまいます。
調停員は離婚でのもめ事を毎日毎日嫌というほど聞いていると思うのです。
だからこそ、流行り言葉という認識で聞き流されてしまわないように、あえて【モラハラ】とは言わないようにしていました。
【モラハラ】をどうやって説明するの?
【モラハラ】という言葉を使わずにモラハラを表現するために、わたしは【言葉の暴力】と説明をしていました。
実際にモラハラは、【言葉の暴力】【心への暴力】です。
そしてさらにモラハラをする人は、ターゲットにだけ第三者のいない閉鎖的な空間でモラハラ行為をします。
証拠があったとしても、受け取る側の判断で【モラハラではない】といわれることもあります。
くわしくはコチラ↓
養育費調停でモラハラ夫からのメールを提示【調停員の受け取り方で証拠が証拠にならない!?】
そこで、できるだけ簡潔にモラハラを表現するために【言葉の暴力】という言い方をしました。
【子どもたちに会わせたくない】と言わない理由
養育費調停・面会交流調停、どちらも子どもたちと相手の面会について話さなければなりません。
今現在、裁判所は面会交流を基本的に実施する方向で話を進めます。
たとえ【言葉の暴力があった】といっても、【子どもたちに体への暴力をふるっていないなら、面会をしない理由にはならない】と実際に調停の中で言われました。
そして、【子どもたちに会わせたくない】とわたしに言わせようとするような質問をくり返されました。
もし、【子どもたちに会わせたくない】と言ってしまうと、子どもたちの気持ちではなく、わたしの気持ちで面会交流を拒否していると判断される可能性があります。
裁判所は面会交流を実施させたいので、わたしに【子どもたちに会わせたくない】と言わせることによって、面会交流の大切さをレクチャーして面会交流実施に向けて進める可能性が高まります。
【子どもたちに会わせたくない】と言わずに〇〇と言う
わたしは【子どもたちに会わせたくない】とは絶対に言わないようにしていました。
裁判官や調停員、児童調査官に何度聞かれても【子どもたちが望むなら面会交流に協力する】と伝えていました。
何度聞かれても、本当の気持ちは?としつこく聞かれても、【子どもたちが望むなら面会交流に協力します】と答えました。
実際に、それ以外に答えはないと思うのです。
調停は交渉する場所
養育費調停や面会交流調停を経験して思うことは、調停は【交渉の場所】だということ。
モラハラ元夫に対して恨みつらみはめちゃくちゃたくさんあって、言えるなら文句を言い続けたいキモチはありましたが、調停で恨みつらみ、文句を並べてもなんの意味もないと思いました。
調停員は離婚のもめ事や文句は聞きなれていて、交渉に必要のないことは聞き流しているのではないかとわたしは思っています。
自分が望む結果を手に入れるために、調停を利用しているのだから、【交渉】ということを忘れないようにしながら調停に挑んでいました。
※あくまでもわたし個人の見解・体験です。
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