面会交流調停【児童調査官と子どもたちの面談について】照会書のこと

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目次

面会交流調停で子どもたちの面談が決定

3回目の面会交流調停の期日で、児童調査官と子どもたちの面談が決まってしまいました。

くわしくはコチラ↓
面会交流調停3回目の期日【証拠がないことはなかったことにする】という裁判官の言葉

児童調査官と子どもたちの面談の前に

  • 照会書の提出
  • 申立人と相手方が児童調査官と面談

この2つがありました。

照会書について

わたしは【現在子と同居している親用】という照会書(回答書)の提出をしなければなりませんでした。

照会書(回答書)の内容は大きく分けて3つです。

  1. 同居親に関すること
  2. 子に関すること
  3. 子の監護に関すること

照会書は相手にも開示されてしまうため、相手に知られたくないことは記入しなくてもよいとのことでした。(実際に調停員や児童調査官に確認をしてくださいね)
それぞれくわしくお話します。

1・同居親に関すること

  • わたし自身の生活歴(職歴・婚姻・離婚歴・転居暦など)
  • 勤務状況(仕事内容・勤務時間・休日等)
  • 健康状態
  • 面会交流についての意向

という項目がありました。

生活歴・勤務状況・健康状態は空欄のまま提出しました。
モラハラ元夫に生活や仕事についての状況を、少しでも知られるのがこわかったのが理由です。

面会交流についての意向は
【子どもたちが面会交流を希望した場合に、子どもたちの都合を考慮して検討します】

と記入しました。

裁判所は面会交流を実施させる方向で話を進めます。
面会交流を拒否していると受け取られてしまうような言動は、わたしの望む結果に進まなくなってしまう可能性を高めてしまうのではないかと思いました。
そこで、離婚の話し合いをしている時点からずっと【子どもたちが望むなら面会交流に協力する】と話すようにしていました。

2・子に関すること

  • 生育歴(同居家族・居住地・学校など)
  • 心身の状況(病歴・健康状態・性格など)
  • 現在の生活状況(1日のタイムスケジュール・学校での様子・紛争に対する子の認識)

生育歴は現住所を特定される可能性があるため空欄のまま、病歴はいくつかありましたが必要に応じて説明をしようと思っていたので空欄のまま。
健康状態は【良好です】と記入。

性格については、それぞれの性格の特徴を、1日のタイムスケジュールは毎日の平均的な時刻を記入しました。
学校での様子は、面談のときに調査官に直接話そうと考えていたので空欄のまま。

紛争に対する子の認識については【子への説明有】【深く傷ついている様子】と箇条書きで記入しました。

3・子の監護に関すること

  • 別居前の監護の実情
  • 相手と別居後の監護の状況(監護の実情・監護補助者の有無・相手との交流の状況)

別居前の監護の実情、相手と別居後の監護の実情はともに、【すべてわたしがしています】と記入しました。

監護補助者の有無は空欄のまま。
わたしの両親や兄弟、親戚や友人などにも協力してもらうことはありますが、必要に応じて説明をしようと考えていたので空欄にしました。

相手との交流の状況は、【相手との交流は子どもたちの希望により現時点では休止しています】と記入して、くわしい内容は別紙に用意をしました。

相手との交流を休止している理由

相手との交流を休止している理由は

  • 面会交流を休止している理由
  • 子どもたちの気持ち
  • 同居中の子どもたちに対しての相手の対応
  • 別居後の子どもたちに対しての相手の対応

A4サイズの用紙1枚に、読みやすいサイズの文字の大きさでまとめました。

面会交流を休止している理由には、離婚後1度面会交流を実施したときの相手の対応や子どもたちの様子も伝えました。
子どもたちは【会いたくない】といっているのに信じてもらえないことに、不安感を抱いていることや、相手に連れ去れるのではないかと恐怖を感じていることも伝えました。

【モラハラ】というワードを使わずにモラハラを説明する

【モラハラ】という言葉は使わないようにしながら、モラハラ元夫のモラハラ行為についても説明しました。

関連記事はこちら↓
養育費・面会交流調停で使わないようにした言葉【モラハラ・会わせたくない】

【相手は自分の言うことを必ず受け入れない限り許さず、同居中はとくに支配やコントロールをされていて恐怖を覚えていました】

【相手が気に入らないことがあると、相手が許すまで家や車の中で話し合いをさせられたり土下座をさせられたりしました】

【無理矢理性行為を強要されていたことに今でも強い恐怖を覚えています】

【相手は子どもたちの考えや都合を否定して、自分の考えや都合を押しつけていて、子どもたちのこともコントロールしようとしていました】

【兄弟に差別的な扱いをしていました】

【相手は話し合いで決めていた生活費を支払わず、児童手当を自分のために使おうとしたり、子どもたちの誕生日や進学進級を祝うこともなく、子どもたちのことや生活を考えていません】

【相手は第三者のいない閉鎖的な環境でのみ、威圧的で支配的な言動を行います】

というような内容を添えて、照会書を提出しました。

主張したいことをわかりやすく簡潔に

照会書(回答書)は、それほど記入欄が大きくはありません。

基本的に、照会書の文字の大きさと同じような文字サイズで記入すると見やすいと思います。
モラハラ元夫は、小さな小さな字でたくさん記入していてとても見づらかったです。

用紙が不足する場合は別紙可とされていますが、何枚も何枚も別紙で長々と記載しても流し読みされてしまう可能性があると思ったので、別紙は1枚だけ作りました。
(あくまでもわたしの考えです)

相手に知られたくないことは記載しなくてもいい、面談のときに話をさせてもらえると確認したので、わたしは照会書を空欄が多い状態で提出をしました。
実際に、面談のときには照会書の空欄の項目について順番に質問されたので、照会書に無理矢理記載するよりもくわしく話ができたと思います。

ありのまま事実を伝えているだけ

面会交流調停では、調停員や裁判官、児童調査官に【子どもの気持ちを決めつけている母親】という扱いをされていると気づいてから、もしかして自分では気づかないうちに子どもたちの気持ちを決めつけているのかもしれない…と、自信を無くしたことは何度もあります。

でも、ありのままの事実を伝えているだけ。
事実を伝えているだけなので、何度話しても同じ答えになるし、子どもたちに聞いても同じ答えになるのだと思うのです。

モラハラをする人は、その場をとりつくろうために自分に都合のいい話をするので、その都度話している内容がコロコロ変わります。
だからこそ、時間をかけてじっくり話せば、モラハラ元夫の話の矛盾がどんどん露出していくのではないかと思うのです。

…続きます。

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