離婚後の年金分割請求【3号分割・標準報酬改定通知書が届く】
目次
年金分割・3号分割請求
年金分割とは、婚姻期間中の厚生年金を分割できる制度のことです。
平成19年4月1日以降に離婚をしていて、平成20年4月1日以降の国民年金第3号被保険者の期間中の記録に限って、2分の1ずつ厚生年金を分割できる制度です。
相手(元夫)の合意は不要で、国民年金第3号被保険者だった人が請求できます。
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標準報酬改定通知書が届く
わたしが3号分割請求の手続きをしたのが、1月下旬でした。
手続きには1ヵ月くらい時間がかかるといわれていたのですが、思ったよりも早く報酬改定通知書が届きました。
これで、手続きは完了です。
相手に住所を知れてしまう可能性!?
わたしは元夫に住所を知らせていません。
同じ市内に住んでいて、元夫は実家ではなく賃貸アパートに引っ越しています。
元夫の住所は、面会交流の調停で知らされました。(こちらから聞いたわけではありません。)
厳密にいうと、元夫が自分の戸籍謄本を取ると、わたしと子どもたちの住所は知られてしまいます。
役所に相談をしましたが、DVの証拠がないので住所を隠すこともできないといわれました。
それでも、調停では現住所を相手に知らせずに申立てができました。
(現住所ではなく、代わりの住所が必要ですが…)
年金分割請求の手続きでは、「DVをされていた」という場合の申請はお願いしました。
ただ、標準報酬改定通知書には、わたしの住所と名前。
あとは、相手の名前が記載されていました。
相手の住所は書いていないけれど、相手にはどんな様式の書類が届くのかわからないので、不安で年金事務所に問い合わせをしました。
住所は通知されない
年金事務所での回答は【住所は通知されない】とのことでした。
ただし、名前は記載されてしまうそうです。
(再婚などしていたら、相手に知られてしまう可能性が…)
わからないことがあったときには、年金事務所に問い合わせをするのがおすすめです。
年金分割は離婚から2年以内に手続きを!
わたしの年金分割手続きは、これで一応おしまいです。
3号分割請求以外の部分(合意分割請求が必要な期間)は、約3年分あるのですが…。
このまま、泣き寝入りするしかないかな…と、思っています。
(年金分割調停の申立も考えていますが…)
専業主婦が離婚をするには、お金のことや仕事のこと、子どもがいれば子どものことなど、考えなければいけないことがたくさんあって、生活もガラリと変わってしまいます。
つい、自分のことはあとまわしにしてしまいがちですが、自分の将来のためにも年金分割請求はしましょう!
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